外出を避けて家にこもる生活が奨励されている今日ですが
ならば、と自分なりにちょっとした作業目標を設定したことがありました
①昔むかしに買って放置されていた手芸キットの完成と
②読書
そのうちの、手芸、は・・・ダメでした
私、手芸、あまり好きではないのかもしれないです(笑)
一方で
本はずいぶん読みました
ターゲットにした、佐伯泰英の吉原裏同心シリーズですが
余りにも量が膨大過ぎて
しかも、途中から3回ほどシリーズの名称が変わったりして
ついていけなくなりました
☝ 挙句の果てに同じものを2冊買ってしまう始末
もう、これくらいのボリュームになると、私にとっては制御不能、なんだ
と我が力不足を痛感した次第です
ということで
新刊もしばらく無いみたいだし
吉原シリーズはひとまずお休みをいただくことにしました(超笑)
でも図らずもまた”読みたい”シリーズが現れまして
それは中国の古代史
そのきっかけは、介護遠征中にTVで中国ドラマを見たことにあります
一つは 三国志、なんですが、ちょっとファンタジーが入った
かなり異色なアナザー三国志
曹操が傀儡として利用した漢の皇帝劉協は、
実は、途中から双子の弟の楊平にすり替わっていたという設定
あの、レオナルド・ディカプリオ出演の《仮面の男》を思い出しますね
余計なことですが
私はこの映画に出ていたガブリエル・バーンという俳優さんが好きなんです♡
本来の劉協は、曹操の傀儡ということもあり
どちらかというとひ弱で情けないイメージがあるのですが
それをまるっきり覆してしまう!
この物語で、『皇帝劉協・実は楊平』は
人間性豊かな、愛すべき仁徳あふれる皇帝で
これでは、歴史は変わってしまう方が自然な流れで
むしろ、よく本筋に戻したな、と
その台本作りには感心しました・・・
それにとにかく俳優さんたちが美しくて
そのせいか、お話の内容もかなり美しいのかな、と思ってしまいました
こちらのチャンネルで見ました
詳しくはこちらのサイトを見てください ☟
もう一つは
『ミーユエ 王朝を照らす月』(芈月传)
画像の女性がミーユエ、羋八子(びはっし)
自身、宣太后として政権を長きに支えたことで有名ですが
私でも知っている「秦の始皇帝」は、このミーユエの玄孫(やしゃご)に当たります
えっ、始皇帝のご先祖ってこんなに美しい方だったのか・・・って
違います、ミーユエを演じる俳優さんが美しいっていうことなのですが・・・
あの悪名高き暴君始皇帝に
なんだか親近感すら覚えてしまうって
かなり怖いです
ちょっとした洗脳、ですね・・・
詳しくはこのサイトを見てください ☟
ところで
恥ずかしいことに私ってこのあたりのことについてあまり知らなくて
ドラマの内容も、なかなか体に入ってこないし
ましてや味わうにはほど遠い・・・
うーーーん、もったいない、と思って
その下調べをするに至った、という訳です
これが・・・
読むのが大変(私にとって)・・・笑
何しろ、ろくに知識がない上に
登場人物や地名が膨大な数で
しかも、人物も地名も難漢字
読書も結構大変です
でも、おもしろいです(^-^)
それで、中国の古代史に触れて思ったことなのですが
私たちの使うフレーズや言葉で、この時期の端を発しているものが
数多くあるな、と改めて思いました
知らなくても良いことなのでしょうけれど
知っていれば、より楽しい
そんな気がします
もう一つ、
日本ではまだ縄文時代から弥生時代へという頃
中国では
諸子百家と呼ばれる人々が登場し
街々では、そんな有名な人でなくても志のある人々が集って
街のしかるべき場所であきらかに「ディベート」を繰り広げている・・・
また、他方では
それぞれの諸国で文字(漢字)の字形が違うので早見表を作るとか
計量の単位がばらばらで何とかしたいとか
北や西の地域を治めるのに言葉が違うので信頼できる通訳が欲しいとか
話がすごくグローバルに発達していて・・・・
こんなことが展開していたなんて
本当に感じ入るところです
この勢いで月日を重ねたら
今や世界のリーダー的存在・・・でもおかしくないのに・・・・
今の中国には不満なところが多々ありますので・・・・
中国の人々、というより中国の体制に、ですね・・・・
といっても、我が日本だって、
決して褒められたものではないですけれど
そこは、まだまだ歴史が浅い(笑)ですからね・・・
中国のこのあたりの歴史ものはたくさん出版されているようですし
当分は、はまりそうです