扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

母の老後

すでにハイレベルで高齢者となっている母ですが

父の亡き後、どう暮らしてもらうかということで弟と相談し

 

廃屋寸前となっている実家①の我が家をリフォームして

ショートステイと自宅生活を繰り返すという現在のスタイルを維持しよう

ということになりました

母は認知的にはかなり混乱してきていてはいるのですが、体は元気です

ひとりで生活するのは無理な状況ですが

でも、何らかの施設にお世話になることを、かなり嫌がるのです

そして、ボロ家とはいえ、愛着のある我が家が大好き💕

であれば、ショートステイを条件に

自宅での生活を、できる限り続けてもらおう、となったのです

 

そういうことで進めていこうとしていたのですが

ショートステイ滞在中に、転んで肩を脱臼したことで

状況がガラッと変わりました

脱臼自体はすぐに治していただいたのですが

傷む肩を抱えて

母は、何にもできなくなってしまっていたのです

車いすで、腕をつって、立つのも歩くのも手助けが必要・・・

 

まあ、肩の痛みが無くなっていけば元に戻るだろうということなのですが

私たちが通常怪我をしてそのあとだんだん良くなる、という経過を取りにくい

認知的に霞がかかっているので

痛い痛いというだけで自分ではどうしたらいいかわからない

転んだことさえ時に忘れている

傷む肩と腕を抱えて

着替え、食事、立ち上がり、お手洗い・・・すべてが『できない』、となる・・・

 

高齢者に何か急変があった時の怖さを知りました

自宅で生活しているときに母に何かあった時に

とても一人では対応できない、ということがわかったのです

 

母の世話はすごく大変になりました

認知の霞があるので、行動そのものに注視している必要があるのに加え

身体が『不自由』なので、何かと手助けが必要

 

母は、凄くお手洗いの頻度が多いのです

夜間も少なくても7~8回

昼も夜も母から目を離すことができません

熟睡できませんし、結構なストレスです

 

そういうわけで、施設入居を考えています

 

こんな経過をたどりながら最近ずっと考えていることがあります

私自身もこんな過程を通るのだろうか、と

まじめに怖いです

 

 

 

実家①にサフランが群生(笑)しているのを、最近知りびっくり

 

 

 

11月の実家①の庭でした