渾身の努力にも関わらず
無残にも、新型感染症に感染・発症した娘、
その娘と濃厚に接触した毎日を過ごしながら
結局発症せず、早々に陰性を証明してみせた母
驚くべき90オーバーの高齢者です
わたしは、ブログにも再三愚痴ってきましたが
体があまり頑丈ではありません
介護と言っても
出来る事といえば、掃除・洗濯・料理、くらいです
しかし
脳出血を発症して、突然食べることを禁じられてしまった父を思うと
母には、食べる事を楽しみにして欲しくて
特に食事には気を遣っています
健康維持を基本に置きつつも、本人の希望に沿う事を第一に
鋭意、努力しているつもりです
母は歯が悪いのですが
それなのに歯科治療が嫌い
母の甥が歯医者さんですが、
治療に行っては、さんざん我儘をして、
歯医者さんもお手あげ( ; ; )
ちょっとでも歯触りが悪いと、
歯にあたる、硬い、と言って食べません
うなぎとか天ぷらとかすき焼き(の肉)とか、はしっかり食べます
好きなものなら、多少硬くても食べてしまうのがカチンとくるのですが
基本、歯応え不可なので
料理もそこが大変です
味噌汁などは、根菜でも葉物でも、くたくたになるまで煮ます
歯応え不可ですから、念のため😂
朝食はこんな感じです
必ず、鮭を食べるのが凄いです
ごはんの量は、ワタシの夫の量の一割増くらい😂
トマト、きゅうり、なす、ピーマンなどは、
皮を剥きますと好評です
かぼちゃの皮は、取ってしまうと姿が変なので
皮付きで調理して、食べる際に残してもらいます
かぼちゃ煮など、いくつか作り置きおかず必須です
私は朝は食事が進まないほうなので
この朝食に付き合うのは大変です
ですが
母は、私も同じものを食べないと機嫌がわるくなりますので
何ともつらいものがあります
でも、介護が長くなるうちに、要領が良くなってきて
母に分からないように残したり
母に分からないように、私用には違うものをよそったりします
私も、かしこくなりました
ただ、
この朝食の違いの積み重ねが
頑丈な母と軟弱なワタシとの差を産んだのだ、とは思います
でもでも
朝、ゆっくり起きてゆっくり味わう
美味しいパンとコーヒーを、夢に見ます…