扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

母たちの様子

母は

膝がわるいものの身体はすごく健康です

自分は、高齢で、頭もちょっと弱くなってきているとは思っていますが

それでも高齢にもかかわらず一人で立派に暮らしていて認知症とは無縁だ

と思っています

わたしも、ケアサービスの方々も、母の兄弟、親戚の人たちも

そこの母の核となるところを外さないように

「しっかりしていらっしゃいますね」

を合言葉に、母と接しています

 

 

デイサービスに行くことに対しては

母なりの気持ちーちょっとした偏見を持っているようで

かかりつけのお医者さんも、ケアマネージャーも、

母が一番信頼する母の姉のところのお嫁さんも

皆さん、週に一度デイに行くと刺激になっていいですよ、と

こぞって勧めてくださるも、拒否

 

それで

何とか説得して、

せめて週に一度ヘルパーさんに来ていただくということになりました

 

                        いつも実家①に日向ぼっこに来ている近所の飼い猫

                       私が近寄っても逃げなくなってしまってびっくり・・・

 

薬の管理、補聴器の調整、生協の注文票の確認、

時間があれば母との会話

 

それが、私からヘルパーさんにお願いした項目です

 

いずれも母一人ではうまくこなせなくなってきているもののその認識が薄く

特に薬については、どうして私にさせてくれない、と

母にとってはおおいに不満に思うところですが

母の言動にその気配が出てきたら

「ヘルパーさんがうまくやってくださるから、感謝だよねぇ」

などと話を違う方向にもっていき

ヘルパーさんに来ていただくのはいいことなのだ、と

その気にさせるのは、私の大切な役割だったりします(笑)

 

 

来てくださるのは、父がまだ在宅だったころにお世話になったヘルパーさんで

母の状況についてある程度わかってくださっているのが心強く思えます

母が、書道を教えていたことをすごくリスペクトしてくださって

うまく母の気持ちを前向きにしてくださっているのも、さすがと思うところです

 

サイタマに来ることも、施設に入ることも

どちらもイヤだというので

暫くは、周りのかたたちに助けけてもらいながら、

とりあえずは現状のままで・・・・

 

 

 

義母は、施設に入ってから体の動きがますます弱くなり

生活力がぐんと下がってしまったように思います

 

 

5月に介護申請の認定についてケアマネさんと話をしたのですが

多分この様子だと、要介護5になるのではないか、とのことでした

さすがにショックでした

 

 

一番の元凶は

義母自身のおひめさま思考と他力本願なところ

疲れるのは嫌、ラクにラクに、という自分への甘さ

 

少しは自分で動く気にならないと、このままではどんどん動けなくなってしまう、と

義母にカツを入れた私です・・・

 

 

義母は、早く退院して家に帰りたい、と言います

老人ホームと病院と混同しているようなのです

でも、いつかよくなって家に帰るんだという

その希望が、施設で毎日を過ごすうえでの張り合いになるのなら

敢えて、否定しなくてもいいかなと思う、と

ケアマネージャーに申し上げました

同じことを、

後日、訪問リハビリのプラン確認の際に、先生にもお伝えしました

 

施設に入所した当初は、部屋のポータブルトイレは自力で使えたのです

訪問でのリハビリもお願いして、室内だけでも歩けるようになれば帰宅できると

真剣に思っていたのです

ですから当初のリハビリの目標は『歩く』でした

それなのに

その目標設定が難しくなった、とリハビリの先生がおっしゃるのです

自力で立つ、が目標の中心になります、と・・・・

 

気持ちのいい日は外に散歩に連れ出してほしいと伝えました

もともとアウトドアな義母なんです

そして、どうしても動くのを嫌がったら、義母と話をしてほしい、と言いました

義母は言葉がよく出てこなくなっていますので

ひごろ、何かと会話が少なくなりがちな施設での生活では

元気なリハビリの先生方との会話も義母にとって元気のもとになるはず

 

でも、こんな流れでは

なにか、自立がだんだん遠のいていくような・・・・

 

 

ケアマネージャーから、特養への申し込みについて聞かれました

 

要介護5のショックがあったばかりで

特養、というワードがひどく辛く響きました

 

本来ならば、一刻も早く申し込みをしてひたすら順番を待つのがふつうなんですが

今は申し込みたくないと思ってしまって・・・・

ためらっている私の気持ちをケアマネージャーがすっと掬い取ってくれて

いつでもいいですからね、大丈夫ですから、と

 

 

義母をケアするケアマネージャーなんですけれど

その家族である私もしっかりケアしてもらっている感じです