あちこちうろうろしながら
私はしみじみ思いました
今の私って、どこにも根を下ろすところが無いなって・・・・
実家①は物があふれるゴミ屋敷状態
私と弟の各部屋を含みほとんどの部屋がもので埋まっていて足の踏み場もありません
そこそこ部屋数の多い家なのに
座敷としての和室と居間の二部屋でかろうじて母一人が暮らしていけるという感じです
もはや住人である母以外の誰をも受け入れない家となっています
私を歓迎しない家・・・・笑
以前は、家がそういう状況であっても
中途半端に母もしっかりしていたので
家が異常だ、ということを言うのを憚られました
それでも、2年、3年とかかけて
少しずつわたしも 異常なんだということを言うことができ
そして家の中に手を入れることができるようになってきた感じです
でも、二言目には
今までちゃんと暮らしてきたのだから大丈夫
余計な心配をしないで頂戴
という母・・・・
私はこの家であまり重要ではなく、透明人間のように漂いつつ
しかしながら『子供なんだから』必要な時にはしっかり母を助けて当たり前
そんなふうなことを、母は思っているかなと思います
物理的にも精神的にも、居難さを感じる実家①なんです
一方、実家②、義母の家は、今は私が管理こそしているものの
やっぱりあくまで義母のもの
実際には私が好きなようにしていいのですが
どうしても義母が戻るまでお預かりしているという感じがしてしまうので
私が生活する最低限のものを持ちこんでいますが
私にとっての『我が家』感は、やはりありません・・・
さて、サイタマの自宅・・・
やっと帰ってきても
最近は舞台や音楽の動画を一日中見ていたり
本を読んでいたり
本来やるべきことの手がつかないままに過ごしていることが多くなりました
介護で休みがちになるので習い事をやめてしまったことも、
無気力化の原因になったかもしれません
この年になって、人生のゴールも見えてきて
でも私にはまだやりたいことがたくさんあるのに
何かやろうとしても
また、ひと月も経たないうちに、長期に家を出なければならないのだな
と考えただけで萎えてしまう
やる気が起こらないままに、ただぼうっと暮らしている、生きている
友人から送られてきた、サイタマの薔薇園の薔薇たち
なんか、自宅も含めて、どこにもしっかり根を張れないな、と感じるんです
凄くふわふわした感じがして不安です
この不安感がどうしようもなくイヤです
私の安住の地はどこにあるのだろう
なんて思ってしまいます・・・・
またつまらない愚痴をこぼしてしまいました
ここまでお読みくださったかた
お付き合いさせてしまって申し訳ありません