ネイルをしてきました
ということは・・・・
介護に出かけるのが今週末に迫っているのです
今回は母の介護認定という大仕事が控えています
前回ほどではありませんが
やはり歯をかみしめないと腰が持ち上がりません
ネイルで気合を入れて
えいやっと重い腰を上げるのです
そんな日に
タイミングを図ったように母から電話がありました
着信が母だとわかると
全身さあっと寒気が走るのが分かります
通話ボタンを押すのに
けっこうな努力が要ります
今回は
今日は来なかったね、待ってたんだけれど
・・・・今日行くなんて言っていません
それでね、青いメモ帳がないからね、来るときにもってきて頂戴
という電話でした
以前だったら、えっ?メモ帳って何!? から始まって
例えば私がそんなの知りませんなどと答えれば
あなたが帰るときに持っていったのを見たんだから、
などと切り返されて
そんなありもしないことを言うなんて、と私はかっとなり
電話で大声で怒鳴りかける展開になる、という流れなんです
メモ帳に限らず
冬のコートをもってきて頂戴
玄関に野菜を置いていったよね?黙って帰ってしまってだめでしょ
冷蔵庫に何か入れた?入れたら入れたでちゃんと言ってくれなくてはね
・・・・・・・実家①は長野、わたしサイタマにいるんですよ
などなど
妄想電話は数知れず
それは違う、と、内容を否定しても全く母には通じず
私が母からの電話が怖い理由がまさにここにあるのです
母は、自分に起こった困りごとをすべて私に起因させた作り話を
確信をもって平気で言うので
私は本当に落ち込んでしまうんです・・・・
認知症が言わせることなんだから流せばいいとよく言われるところですが
私の人格にもかかわってくるので
ついむきになってしまって
とても流してなんていられないんです
今回帰省して
やっと介護認定の面接をする段取りになりましたが
実は
母の周りにいる兄弟、従妹さんたちが助けてくださって
母に熱心に説明していただくことができ
やっと母も介護サービスに関心を示してくれて
介護認定の面接にこぎつけたのでした
本当に力不足の情けない娘なんです、私って・・・
さて恐怖の電話なんですが
少しづつかわせるようにはなってきているんです(笑)
まずは、とりあえずかっとしない
母のストーリーを優しく受け止める
そして、いつも失くしものの話が多いので
もう一度よく探してみましょう、と優しく言って
私も帰ってから一緒に探すから、と元気づけてあげる・・・・
私が持って行った云々のフェイク話についてはゼッタイ反応しない・・・
そして、こんな電話が母から来た、と夫さんに愚痴る
・・・なんか夫に聞いてもらうとちょっと気持ちが落ち着く気がします
でも
これだけ実の親から辛い気持ちにさせらているのに
早く来てね、待ってるから
などと電話の向こうで母に言われようなものなら
そこに老いた弱い母を見て、ああ、大事にしなければいけないんだなと思い
ちょっとウルっと来てしまう
それが私の弱みなんだと思います
いつまでもいい子でいたいんですね
私はもう60も半ばを過ぎているのに
母はといえば、もう先が見えているのに
なかなかうまくいかなくて困ってしまいます・・・・
ネイルの画像、色がちょっと違うんです
苦労して明かりを工夫してみましたが、☟これに近いかなぁ
ずいぶん身内のつまらない話を延々と書いてしまいました
読んでくださった皆様、ありがとうございます
お詫びの気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです