今週のお題「バレンタイン、といえば」
バレンタインのころになるといつも思い出すのが
我が夫のユニークさ、変人ぶりです
夫は昭和の中ごろ生まれですが
家に帰れば、基本的に食べてお風呂に入って寝るだけ、でした
自分の父親も
言ってみれば私の身近にいるオトコはみんなそんな風でしたから
それでもまぁそんなものかなと思って暮らしていた新婚時代でした
ですが、新婚翌年に
結婚記念日を忘れていて、ちょっと驚きました
それだけではなくて
ワタシの誕生日も無視したので、忘れたのかなと思ってこわごわ確認してみると
なんと私の誕生日を間違えてインプットしていたという・・・
言われて見てみたら
私の健康保険証の誕生日の記載も間違っていたのです❣
考えてもみてください
付き合い始めて結婚するまで何年かたっているのです
それがこの期に及んで誕生日を把握していないなんて
今だったら許されないでしょうね(笑)
さて、バレンタイン、です
夫に心を込めてチョコを渡すと
僕は、記念日とかそういうことしないから
というお言葉・・・・・
つまり、ホワイトデーなどというめんどくさいことはしないからそのつもりで
という念押しだったのです
もう、忘れもしませんよ
まだ可愛らしかった笑に私に向かって
バレンタインはくだらないという、女心無視宣言・・・・
月日が経って
なかなかおめでたが来なかった私たちにやっとのことでコウノトリが来て
娘が生まれ
娘はだんだんと大きくなり
幼稚園に入ってお友達もできて
さあ、順調にバレンタインの季節💛を謳歌するお年頃・・・
幸いにもお友達にめぐまれ
差し上げるチョコの数も盛りだくさん
ところがです
予想外のことがおきまして
♪○○ちゃんのおじちゃまに~
といって、娘の父親、つまり我が夫にも
たくさんチョコが来るのです
その時の夫のでれっとした嬉しそうな顔と言ったら・・・
もれなく
ホワイトデーをしっかり頼むよ、という夫からの私へのお達し付き・・・
ハイ、分かりましたよ、お返しも、しっかりしておきますよ、
という流れです
そういえば、職場で夫さんに渡されたバレンタインのお返しに
奥様が一生懸命にクッキーを焼く
などという話をよく聞いたことがありました
我が家では
娘のために私がチョコをたくさん用意し
夫がいただいたバレンタインのお返しのために
私がお菓子やら小物を用意する、という・・
まあ、私って何だろうって色々考えることもありましたが
バレンタインもホワイトデーもお相手がせいぜい小学校低学年生くらいだったので
色々品物を選ぶときに自分も童心に帰ったりして
その意味ではずいぶん ”親の青春" を謳歌させてもらった感じでしたね
その後も娘からのバレンタインには
ほいほいと喜ぶ夫でしたよ
母の日も、娘プロデュース、夫スポンサーでしたね
夫もリタイアしてからは諸般の事情で家事が堪能になり
それとともにいろいろ考え方も変化してきたようです
高齢化という自然現象が
私たちの価値観や生き方を否応なく変えていくんですね
最近もバレンタインなんかいらないから、と言われましたが
私の老身を慮って、バレンタインは無理して用意することはないから
という意味です(笑)
その昔、勢いに任せて、バレンタインなんていらないから、などと言ったことは
忘れているでしょうね
確かめてもみませんけれど・・・
因みに今年は私宛にお友達からもらいました
小さなチョコですが美味しかったです