扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

残念な一月の着物

節分も終わり、もう春です

振り返って、一月睦月は

お正月

初詣

年始回り

初釜

など、着物を選ぶキーワードにもわくわくするひと月でした

 

なのになのに・・・・

 

着物なんて 銀河の外の話 にしか思えない2021年の1月でした

 

ほんっとに残念な、今年の一月・・・

 

家の中で着る分にはいいんですけれど

着物マストで外出するべき機会を作れません

今年は一月は初詣に行きませんでした

そうは言っても前年の御札はいずれ返しに行くことにしていますので

その時がマイ初詣、ですかしらね・・・

 

三が日は家で過ごし、ましてや主婦なので、晴れ着を着るというわけにはいきません

ちょっと改まった気分で、でもおうち着、という条件に

大島紬がよく合うように思います

汚れなんか気にしないヮ、風を装って

白大島なんかいいなと思います

 

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今年は初釜とも、とんと縁がない一月です

 

というわけで、エア初釜(笑)、いきます・・・・

 

私はちゃんとお茶を習ってはいませんが

門前の小僧的なところがあって

度々義母の茶会のお伴や茶事の手伝いに動員されます

といっても正式な社中メンバーの皆様とは一線を画したい私ですので

着物より洋服で参加する方が多いのですが

私もそこそこ歳であるということを考慮して

付け下げなんて、着てみたいかな・・・

 

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 川瀬満の鳥獣戯画の帯

張りがあるのに柔らくて結びやすくて好きな帯です

けれど、遊びの要素が多い柄行、ということらしいので

この着物の柄行に合っているかどうかは自信がありません

これくらいのこと、通常なら気にしないのですが

こと、お茶、に限って言えばそうもいかず

ぜひともお茶の先生や先輩方にお聞きしたいところです

・・・・義母は着物に関しては意外に無頓着でして、要注意なんです(笑)

  

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色合いとおおらかな感じが私のお気に入りの帯なんですけれど

この帯を作った西陣の織匠さん、もう廃業された、とお店の人が言っていました・・・

帯の織元さん、というのか帯の業者さん、廃業されるところが多いです

 

 

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帯は源氏香なんです

蝉の羽のようなふんわりした弥栄織物の帯

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ここまで来て、ふと、この付け下げは、秋口の雰囲気の着物なのではないかと思い、

そう思うと、断然、秋の着物に思えて

とりあえず初釜には無理かな、と・・・・笑

 

というわけで、代打を考えてみました

 

初めてお茶事に呼ばれたときに作った着物です

この着物にはいろいろ思い出があります

また、ブログに改めて書きたいです・・・

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ベニバナの帯

 

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茶屋辻にはちょっと合わない、と言われた帯

でも、こんな感じが私は好きです

 

 

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そういえば、こういう帯もありました

『ゼッタイにしわにならない正装にも使える重宝な帯』

と、勧められた帯

なるほど、いいかもしれない、色々使えそうだ・・・って

数年経って今頃思うのですから

のんびりした話です・・・

 この帯をお世話くださった平安玉屋のおじさま、 お元気にしていらっしゃるかなぁ・・・

 

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これもいいかな・・・・

 

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色々な事、今まで通りに、思いっきりやりたいなっ!!!!

 

 

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緊急事態宣言が延長されるようです

なかなか、収まってくれませんね

 

でも 

東京の新規感染者数が3桁と聞いて

少ない、減ったねと反応する自分に驚いてしまいます

 

これが去年の今頃、一日に千人前後なんて数字が出たら

パニックになっていたに違いありません

 

なんて違いなんでしょう!!!

 

この一年、色々なことがあって

分かったこともありますが

でもまだわからないことも多くて

私(たち)もそれぞれに変化してきたようです

 

この国の、決定や意向をつかさどる皆様へ

見通しを立てることは基本中の基本だけれども

でも、こういう状況にあっては

朝令暮改と言われてもいい、勇気をもってあれこれ試行錯誤してほしい

と思う気持ちもあります

決定に関わる立場の人々が 

 本気で 

この大規模感染状況を打開しようと動いている

と信じればこそ、です

なんだかな、と不審に思うことが少なからずあるんですけれど

概ね笑信じていいんですよね?

私(たち)だって、少しでも良い方向に進むように

できる限り、考えられる限り、を尽くしていきたいって、思いますよ・・・・

 

ニンゲンの本気度が試されているように思います・・・・