扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

2020年大晦日

コロナ禍から脱しきれずに色々あった2020年も

今日が最後になってしまいました

おりしも今日は、東京で新規感染者が1000人を軽く超えてしまいましたが

何かそのニュースを遠く聞いている自分がいます

 

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県外に住んでいる娘が、《高齢》の私たちを気遣って

正月は帰省しないと言ってきました

まあそういうこともあるかと思い、一旦は了解したのですが

日を追うに連れなんだかもやもやしてきまして・・・

 

考えてみればもうずっと娘とは会っていません

県外といっても、娘もその実家である私たちもどちらも首都圏住まい

ワタシが首都圏から長野県へ行くのとは雰囲気が違います

イイからおいでよ、あなたの家ですよ、胸張って帰ってきてよ

と娘に言ってしまいました

それほどに、娘と会えないのが切なくなっていました

 

春先からずっと続いてきた自粛・節制の毎日

ワタシは介護のために田舎の年寄りに接しなければならないので

まずは自分が感染しないように

また、ウィルス陽性者と接することがないように

万が一でもウィルスを運ばないように

そのことを命がけの命題として日々緊張しつつ過ごしてきました

しかも、どんなに頑張ってみてもダメな時はどうしようもないという

とんでもない状況です

 

その上なかなか「夜が明けない」・・・・

明けなかったらどうしよう、と思ってしまうんですね

 

そうすると、できることはできるときに行動しておかなければ

と思うようになったんです

 

ワタシが強く懇願したので

娘はようやく了承してくれました

 

石橋を叩いても渡らない

というくらいに慎重なワタシでさえ

娘と会いたいという行動を優先させてしまうのですから

そういう感じで、少しずつ、コロナよりそれこれの行動を優先させる

そんな人が増えてきたのかな、って思うのです

その結果の1000人超えかな・・・・と思ったりします

 

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WITH コロナってどういう風にすることなんだろう、と考えてしまいます

家でじっとしていられる人はそれでよいかもしれませんが

皆が、

というかすべての人が家でじっとしていたら人間の社会は成り立たたない

ということもわかってきました

そうであれば、

社会生活とコロナを天秤にかけ

あれこれ試行錯誤して

社会も形を変えつつ

コロナに対する意識も変化しつつ

さらには、コロナに打ち勝つ技術の獲得に期待して

一人ひとりの判断で自粛と解放のバランスをとる、ということかしら

 

単に気が緩んで、ということではないように思うんですけれどね・・・

 

その途中経過の1000人超え

なのかな・・・・

 

以上、正月に娘を帰省させることに対する弁解・・・・でした

 

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頭の中は若いんですけれど

実は人一倍体力が無く、万が一感染すればリスクが高いと想像できるワタシですので

娘は私の介護のための移動に気をもんでいるようです

できれば、コロナの嵐が収まるまでは家でじっとしていてほしい・・・

そんな心配をしてもらうような年齢になったのかと思いました

自分の老いに反比例するように娘はすっかりオトナになりました

ありがたいことです

私が娘の心配を和らげ

さらに社会のためにできることといえば

新型コロナ肺炎に感染することを全力で防ぎ

日本の医療体制に余計な負荷をかけないことに尽きると思います