扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

大殿筋と中殿筋

というわけで、肩透かしを喰らった診察 の後

外来リハビリに行きました

目的は、術後1か月のコルセット装着の体の様子の確認です

 

コロナ感染予防対策として

外来リハビリエリアと入院患者用のリハビリエリアとで

ゾーンがきっちり分けられていました

 

入院の時に担当してくださったリハビリの先生と久しぶりの再会です

実際には私の娘か孫のような年齢差なのですが

そうは思えないとても頼りがいのある、信頼のおける大先生です

 

退院後の宿題の太ももの筋トレは、左の股関節に響いたこともあって

ちょっと怖くてできませんでした

退院後は余り外へも出ていないので

たぶん筋力は入院中よりも落ちていたかもしれません

トレーニング不足を追及されずによかった・・・・(*^^*)

 

 

中殿筋はまあまあなんですけれど大殿筋が弱いですね・・・

 

ということで腰椎と股関節に問題がある私のためのトレーニング

① 机などにつかまって腰を突き出すようにスクワット気味に腰を下げる(膝を曲げる)

② ベッドに腰かけて、丸めたヨガマットほどのポール状のものを両手でつかみ

  体の向こう側に押し出すことで同時にベッドからわずかながら腰を持ち上げる

 

実はこの時まで私は大殿筋と中殿筋がよくわかっていませんでした

というか、逆に理解していたんです

 

まあ、トレーニングしてしまえばどちらでもいいんですけれどね・・・笑

 

      

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     ⇒ こちらのサイト より画像をお借りしました、ありがとうございます

 

今回のリハビリは、入院中もそうでしたが

筋トレもあるのですがそれ以上にストレッチやマッサージが多く

そこが先ずはわたし向き・・・笑

ただし、マッサージは曲者

本当に気持ちがよくて

ついつい、不安に思うことなどあれこれお喋りしてしまう・・・

 

なんだか先生とはずいぶん波長が合って

というか、波長を合わせてくださったのだと思うのだけれど

そんな中でご自分のことも色々話してくださって

ゆくゆくは国際的な仕事もしてみたいのだそうです

理学療法士の分野でも、国際看護師のような仕事があるようで

その準備を始めているのだそうで

若いっていいなぁ、とつくづく思った次第

多分娘よりは若干お年が上なんでしょうけれど、若い・・・・!

この病院ではそこそこの地位に就いていらっしゃる様子の先生

若手のほかの先生方が度々何かと尋ねに来ていて

そんな姿もあって、一層頼もしく見えたものです

 

思えばリハビリが必要な時って

自分が今まで持っていた人間の機能を失っているという

とてもショッキングなタイミングです

その時に、やはりいかにこちらの気持ちを解きほぐしてくれるか

そのあたりがポイントのような気がします

なんて

ずいぶん他力本願で申し訳ないんですけれど

実際に気落ちしている私にはそこは重要でした(=_=)

 

 

リハビリといえば

私の経験では、リハビリにもいろいろあって

昔、大腿骨の頸部骨折をしたときのリハは

治療の過程で固まってしまった膝関節を元に戻すことが中心で

4か月入院していた間に、筋トレをした記憶がなく

退院後、外来のリハビリの記憶もありません

およそ8か月以上も免荷装具をつけていたのですから

左脚にはほとんど筋肉なんてなかったはずなのに

当時のそれが標準だったのでしょうか、外来リハビリもなくて、

それでも自然と社会復帰できていたのは

ただひとえに若かった故でしょう

 

 

 

膝蓋骨を骨折したときは

やはり固まってしまった膝の可動範囲を広げることと

全体に落ちてしまった脚の筋力をアップし、

元の生活ができることが目的でしたが

マッサージの要素も多く

長い入院生活ではかなり気持ちを和らげていただけたように思います

この時私は担当医に言いたいことも言えずに悶々としていました

そのもやもやをリハビリの先生に聞いていただいていたように思います

リハの先生はよく私の気持ちを受け止めてくださいました

因みに担当医の先生のすばらしさには、次第に気付いていったのですけれどね

人工股関節の手術もこの先生にお願いしたかったのですが

先生が別の病院に移動になり、やや離れたところだったので

それよりはアクセスのよい

都内の、この先生の出身大学の病院を紹介されたのでした

 

人工股関節置換の手術後のリハでは

ゴールは「歩けること」

自然なきれいな歩き方を目指しました

そのための筋力アップが中心のリハビリでした

リハビリでも歩きましたが

病室に戻っても、病棟の長い廊下をひたすら歩いた記憶があります

人工股関節を入れた直後は今までのように歩くことが全くできずに、

ずいぶん不安に思ったことを思い出します

そしてこれだけダメージを受けていても元に戻りましたから

けっこうな自信になりました

 

穏やかに何もなければそれは結構なことですが

何かあっても、色々思いを深めることができて

それはそれで味わい深いことだと思います

 

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