9月に義母の免許返納に付き合いました
簡単に考えていましたが、そうでもなかったので思い出がてら記しておきます
さて、返納してどうするか、です
返納するだけでいいのか、それとも返納に伴う特典を受けるのか
後者の場合は証明書(運転経歴証明書)の発行を請求する必用があります
それに伴う説明がちょっと?でした
- 契約している企業から種々の特典を受けることができます
- 例えばタクシーの料金割引などです
- それから証明書の代わりに行政サービスで使うことができます
- 例えば住民票の請求などでは必要です
必要です、と言われて、でもこれなくても大丈夫でしょう
と思わず私は聞き返してしまいました
係りのかたはちょっと意外な表情をして一瞬戸惑ったようでしたが
必要なんです、いえ・・・・そうですね、なくても大丈夫です・・・と返答
それはそうでしょう、これが必要だというならば
車の免許を持っていない人は住民票を請求できないことになってしまいます
というわけで危うく言葉の罠に陥るところでしたが
無事に正しい情報を得ることができて
あらためて、この証明書を貰うかどうか義母と考えました
車という重要な足を無くすこれからの生活で
やはり、タクシー料金の割引特典は欲しいです
ということで証明書を請求することにしたのですが、それがやや面倒・・・
運転経歴証明書の取得方法
手数料1,100円
①運転免許センター(因みに県下で3カ所)で申請された方は、その日に交付します。
②警察署等で申請された方は、交付まで約3週間かかります。
最寄りの(といっても義母宅からそこそこ距離はあるのですが)警察署にいる私達は
これからあらためて運転免許センターに出向く時間も元気もなかったので
②の警察署で申請し、自宅へ郵送してもらうという手続きを取りました
この場合、代行の手数料と郵送料で1,000円ほどかかります
また、運転経歴証明書は本人の顔写真付きなので、写真撮影に900円かかります
合計約3,000円
今回、私がいて義母を警察署に運びましたが
もともとはタクシーを使うつもりだったそうで
そうなると警察署への往復でタクシー代7000円前後
免許返納したら証明書をくれてタクシー代が割引になるらしいよ
なんて軽く考えていましたが
実際に実行するのは大変だなと思いました
警察署や運転免許センターに近い人ならいいのですけれど
自宅から離れていると、かなりの時間と手数と費用が掛かります
もっとも運転免許を持っていない人は
こういう形のタクシー割引等の恩恵には浴さないので
そのことを考えれば
楽させてあげるんだからこれくらいの壁は乗り超えなさいよ、
と言われているような気もしますが・・・
というわけで、義母はとうとう運転する力を放棄しました
私は正直ホッとし、大きな大きな肩の荷が降りた気がしました
わが家の紫陽花、9月になったのに一つだけまだきれいでした
義母の運転が危なっかしいので、運転をしないでくれと言いはじめてほぼ2年
運転しないと言ったり
でも、運転しなければ生活なんてできないと言って開き直ったり、
いくら私が説得してもいまいち翻されてしまうということの連続でしたが
この間に、高齢者運転に関するさまざまなニュースがあり、身近な事故があり
やっと本人がそう思うに至ったのだな、と思いました
他人からの説得ではなくて本人の決断
義母のプライドであるような気がします
9月の故郷の田んぼ
夏の初めには低温を心配しましたが、無事に秋を迎えたようで一安心