9月は自分の定期通院もあり、
そのような日程のために実家介護に出掛けるのが半ば過ぎになるので
おかげさまで(笑)今月は半月程は自宅で過ごすことができるのですが
自宅での暮らしがこんなに愛おしく心安いものか、としみじみ感じています(笑)
世の中の多くのかたが自宅暮らしだと思うのですが
自宅に暮らせるって本当に恵まれたことですよ・・・・
自宅暮らしに感謝しましょうねーーー笑
そんなこんなの着付けのお稽古日
本日は色無地に手結びの二重太鼓、です
助手先生がいてくださって、なんと今日はマンツーマンでした
(別料金をお払いするわけではないのですよ♡)
さて、二重太鼓、
途中までは名古屋帯と同じ、手先を肩に掛けないやりかた、です
で、いよいよ二重太鼓へと進みます笑
私にとっては初めてのアプローチでした
その方法とは・・・・
両手を後ろに真直ぐ降ろした位置で借り紐をたれ部分に当て、
そのまま背中上方に持ち上げ固定して、帯山の線を決めます
次にたれ先の位置を決めて借り紐で固定してします
そうしてから、帯枕を使ってお太鼓山の作成に入ります
帯枕には帯揚げを予めかけておきます
たれ先を固定した面を確認して、背中上方に帯枕をしっかり固定します
お太鼓の大きさを自分の体形にバランスさせて決め、二重太鼓の形をつくります
お太鼓の下線は、たれ先を固定した借り紐に合わせて決めます
巻き帯の下線付近に合わせて借り紐で固定します
以下、
手先をお太鼓の中に通して形を整えて
そこそこ着物を着ていると自称していた私にとっては不覚だったことがありました
それは
帯の前に来る部分は二巻き目で幅出しをするということ
二重太鼓はちょっとよそ行きの結び方なのでおおきく華やかに、という事や
帯の折り幅を自由に変えられることもあって
通常、袋帯では前の部分では幅出しをします
ということだそうで・・・・知らなかった・・・・(ー_ー)!!
よかった、今日教えて頂いて・・・・(*^_^*)
そしてこの期に及んで・・・
ちゃんと練習しなくちゃダメですね
立涌の地紋がある薄萌葱(うすもえぎ)の色無地
膨れ織の重ね衿は白に近いベージュ
飛び柄織模様の帯揚げ
・・・って、そんな仕立てはないのですけれど
袷の帯で、決して夏帯ではないのだけれど
軽くてちょっと透け感があるざらっとした感触がでセミの羽の様なので
勝手にそう呼んでいます
多分、いっとき、こんな感じの織りの帯が流行ったんでしょうね
平組みひもの帯締めは、
娘の卒業式に私が着物で出席する際にいろいろそろえるものがありまして
その折に、デパートの着物屋さんで買ったものですが
ちゃんとした品で使い勝手がよく
撚り房になっているところも気に入っていて、いまだによく使います
ただし、この着物には紋が付いていて
そうなると、帯も今回のような洒落モノではなく
古典柄の礼装帯の方が良いとのことです
紋付色無地って結構お堅い種族なんだな、と思いました
私は、紋の付いた着物って、着物らしくて好きなんですけれどね・・・・
今月は今日限り
来月もほぼ一回きりの出席
着物を着るのは月に一回、という暮らしが続いています
うかうかするとあっという間に月一も消滅してしまいそうな気配です・・・・