扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

 
そういうわけで即行実家Ⅱへ
 
5月末に我が家に帰って10日足らず
急遽、また実家Ⅱに舞い戻った理由は
義母の足となるため
今まで独りで何でもこなしてきた義母は
この期に及んでなお、車を運転する気でいるようなのが気になってのことです
私には自分では運転しないと言いながら
独りにしておくと乗ってしまいそうで
もう、体の調子からしても無理なのに、その判断が出来なさそうで
そんな気配が電話の向こうに感じられたから
 
 
6月初めだというのにエライ寒さ

半袖ポロシャツに真冬の半纏です
 
 
 
それに、
義母の体調不良が凄く気になったから
それを気にしないかかりつけのお医者様の診断が気に入らないから
夫も、この際、別の専門医に診てもらったほうがいい、と強く勧めるので
勇気100倍、
別の病院にぜひとも連れて行こう、と思ったから
 
その別の病院とは、義母が受診歴のある脳外科
かかりつけ医の紹介状なく受診したので、
初日はMRIをとってもらいタイムオーバー
二日目に診断を受け、結果、脳血管的には大きな問題は無いけれど、としつつ
ちょっと気になる症状があるので、と進められて3日目に脳神経外科を受診
パーキンソン病の疑い、とのことでした
 
義母は、もうすっかりオカンムリになっています
3日も続けて通わせるなんて、なんていう病院だ
しかもこんな厄介な病気を持ち込んで
挙句の果てに、毎食ごと3回もクスリを飲むなんて、それだけで病気になりそう
土台、この医者に来るといいことなんて何もない
行かなければよかった・・・
と・・・
 
確かに一回分を個包にしていただいたので
1日3回×14日分で薬の量は結構なカサにはなります
その嵩高なクスリを見て言うのです
「こんなに飲んだらいい体でも病気になってしまいそうだ
 あの医者に行ってからかえって体の調子が悪くなったような気がする」
 
でもそもそも、自分の体調不良が気になって脳外科を受診してみたい
と言いだしたのは義母自身なのです
昔、健康診断でかくれ脳梗塞って言われたことがあるそうで
其れが悪化したのではないか、との危惧からでした
それでかかりつけのお医者さんに脳外科に紹介状を書いてもらうようにしたのですけれど
でも気にしなくてもいいと、結局書いてはくれなくて
義母自身いくらか腑に落ちないではいたのです
 
 

ブルーベリー
だいぶふっくらしてきました
 
 
 
 
で、今回受診して、そこそこのことがわかり
まぁ、ひと段落ついたじゃないの、と思うどころか
隠れ脳梗塞の一件以来
心配ないと言われつつも今までずっとそれなりに気にしていたのに
今回のMRIで脳梗塞はそんなに心配ないと言われて
じゃぁ、昔のあれは何だったの、ウソついたのか、と思ったらしく
義母としては、全くこの病院は信用ならない、となったようなのです
 
クスリは最少量の服薬で、とりあえず2週間飲んで様子を見て
症状が落ち着けば、薬が効いているということでほぼパーキンソンに間違いなく
その確認のための服薬でもあります

 

 

越冬ラン(・・・家の中に入れることができずに泣く泣く戸外に放置された鉢植えラン)

まだ咲き誇っています
どのくらい咲き続けるのかなぁ・・・
 
この病気を改めて調べてみると
うつと認知症が合併症としてありました
 
実は、義母は、ここのところ急にずいぶんと変わってきていて
つまりそれはうつ気味なのと、かなりの健忘症のところでした
 
義母は自分で、鬱っぽくなったし
物忘れが酷くなった、とは言っているのですが
それが病的なレベルだとは思ってはいないようです
でも私から見るとあきらかにおかしい、
既にやや深刻な状況に思えるのです
 
私は逆に
ああ、この病気だからか、と納得しました
病気が改善すれば、少なくともうつは緩和されるかもしれない・・・・
とも思いました
 
先生の説明では、まだふるえなどの症状が出ていない義母の症状はとても軽く
適度の服薬で悪化せずに済むか
場合によっては今より若干改善されるとのこと
パーキンソン、という病名はさすがにショックでしたが
この程度で済むなら、と安堵の気持ちさえ起きました
 
ただ、うつも健忘症も、とても義母の今の生活を邪魔します
 
独りで放っておけないほどに
 
どうしよう、
こちらが鬱になりそうです・・・
 
取り敢えず当日、翌日、翌々日、とはシッカリ見守って
毎回、服薬の際には最大の謝辞を述べて
やっかいだけれど、どうぞ飲んでくださいと拝み倒しました
 



カルミア・・蕾の時は固い感じのお花でしたが
こんなに柔らかなふわふわした美しい花なんですね
満開を過ぎてなお・・・という感じです
 
 
 
 
私は、この間実家Ⅰに行く予定にしていたため
次回2週間目の受診日までずっと義母と一緒にいることはできません
私がいない間ちゃんと毎回服薬をしていてくれるのか
ここまであの脳外科と薬をディスる義母を目の当たりにして
心配で心配で仕方がありませんでしたが・・・
でも取り敢えずは義母を信じるしかありません・・・・
 
私が実家Ⅰに行っている間の予定と服薬上の注意点を一覧表にして
これをいつも見てねとお願いして
実家Ⅱを後にしました