2016/2/8(月)
着物友達と、久々に着物屋さんに行きました
この日は京お召の品物がメインでした
さっそく友達が巻きまきされます
今日のテーマ、お召
これは『あさが来た』のドラマの中で、山王寺やさんがまだ羽振りが良かったころ
お父さんの眉山栄達さん(辰巳琢郎さん)が着用していたものと
色は違いますが同じなんだそうです
この日いらしていた京都のきもの屋さんは
ほかにもいくつか、このドラマに着物を提供した、とおっしゃっていました
いちょうの葉が見事に重なっている模様
お召なので、これでも無地としても扱えるんだそうです
もちろんこれだけ模様がはっきり見えるので
小紋としても違和感はありません
帯は全通の名古屋
板絞りや疋田の模様をおうとつのある膨れ織で表現しています
この日の好みはアドバイザーの先生のお見立て
とにかく美しく、とても上品できれい!
友達の雰囲気にもぴったり!!
まあ、大変きれいで、ある意味完璧なアレンジですが・・・
ただ、私ならこれでは買わない、
おおざっぱにいえば、完ぺき過ぎてつまらない
と、店長候補の女の子に説明しました
すると意外にも店長候補と意見が一致し
巻きまき友達のアレンジをテーマに店長候補女子と私は、ずーっと
あーだこーだと意見を交わして、ひっそりと盛り上っておりました
いろいろな品物を実際に当ててみることはとても貴重な体験で
実際に自分の着物に対する好みや見方を固めていくプロセスにもなります
因みにこの日
友達は、お買得の江戸小紋に目が留まり、再び巻きまき、そして、
ちょっと考えて・・・注文しました
手捺染の最高級品ではないのですが大変良い品物です
「日本の絹」や「丹後ちりめん」のハンコも押してあります
この店特有の在庫処分で値が下がっているだけのこと、
ちょうど、色無地が一枚欲しかったそうで、好みの色目のものがあってラッキーでした
出来あがりが楽しみです
そして私は
夏の結婚式に着たあとお手入れに出していて
ずっと預けっぱなしだった着物を引き取りました
ここで作ったものなので丸洗い(京洗い)は基本無料なのですが
夏場に使用したので一応『汗取り』もお願いしました
これが曲者・・・(笑)
着物と襦袢と羽織の3点で約一万円
もし丸洗いが無料でなかったら、プラス、4千円×3(これでもお得料金での丸洗い!)
私にとっては着物を着る上で十分に大きな障壁です(笑)
着物生活=お手入れとの戦い
ごそまつ・・・・