扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

夏の結婚式-真夏なのに寒い披露宴会場・・・(T_T)

                                 

2015/7/25(土)

 
結婚披露宴が無事に終わりました
もう海外挙式を終えていて
今日は親族と新郎・新婦のお友達をお招きしての披露宴でした

いまどきの若い新郎・新婦
さながらドラマを見るようなきらびやかな披露宴でした
シェフ厳選のワインと料理は、
ともすれば大騒ぎの結婚披露宴にはもったいないほどの秀逸さで
余りテーブルを離れない我ら初老(?)組は
その素晴らしい料理を
潤沢に注がれるワインとともに心行くまで堪能させていただきました

新郎は、娘とよく遊んでくれた、私の可愛いかわいい甥っ子
その子の晴れの日です
わたしはこの日のために夏の正装となる一枚を作りました
 

しかし、作ったものの・・・
 
結婚式って、親族が何を着ていくのか本当に千差万別で
身内であれば立場をわきまえた装いが求められ
しかも今回は
何を着ていくのかなんてダイレクトに聞くわけにもいかなかったので
前日まで、自分の立場として、
着物を着るべきか 
着物を着てよいのか
そうでないのか迷いに迷いました

明けて当日、前日までの大雨も止み、涼やかな朝の風が吹いています
天候だけで言えば
こんな日に着物を着なくてどうする、というさわやかさです
とりあえずは、着てみることにして・・・・笑
さて、いざ着てみると、あちこち要領を得ず
このところ久しく着物を着ていなかった証しがしっかり形になる切なさ・・・
特に胸元のぐずぐず加減がどうにもなりません
それを隠すためにちりよけ代わりの黒の羽織を羽織りました

会場では両家の母親が黒留袖でした
このお二方が洋装でしたらちょっと・・・・、だったんですけれど
和装だったのでひとまず自分の和装も市民権を得た、感がありました
 
良かった・・・

  

まあ、なんだかんだで一日、食べたり動き回ったり、のあと帰宅後の画像です
 
   
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すごくラクな着方なんですが
こうしていつも胸元がぐずぐずしてくるのが気になります 
もっとも、最初っからぐずぐずしているんですけれどね・・・
『ワンポイントレッスン』に行かなくちゃ、でしょうか・・・(笑)
 

初めての盛夏の正装
絽の色留袖と見せかけて、の、絽の附下(笑)
正装、といってもただ紋をいれるだけなのですけれど・・・
 

 

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黒い塵除けは会場では脱いでしまいます
黒く見えますが、濃い紫の紗の、透けた羽織です
透けて見える花模様が気に入っています

 

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お古の鼈甲の羽織紐を使いましたが

こちらのピンクの方がよかったかな・・・

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このあいだ出来上がってきたばかりの天然石とビーズの羽織紐です
でもこうしてみるとすこし長いかもしれません
調整し直してもらわないと・・
また一つ仕事が増えました(笑)


今回、両家の母親の黒留袖はばっちり袷で、父親もぶ厚い礼装
空調もがんがん効いていて、時に肌寒いくらい
夏物の私は時々寒いなって思ったほど・・・
こんなぴらぴらした薄物を着ていていいのかしらって
私の方が場違いのような錯覚に陥りました

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いえいえ、いいのよ、今は7月なんだから
と一生懸命自分に言い聞かせながら

でも・・・・
 
夏の結婚式や結婚披露宴などの会場は
冬物や袷の式服、礼服でも過ごしやすいように、空調でとても涼しくコントロールされています
そういう中で、時節を合わせた夏物の和服って、
雰囲気から推して場違いな感じになるのは必然だな・・・

と、ちょっと考えてしまった一日でした