2015/7/11(土)
先日の絽の附下が仕立て上がりました
来週着ようと思ってはいるのですが、ちょっと事件です!
イマイチ乗り気ではありません
大好きな『着物』なのに、どうしてこんなにわくわくしないのか
思いがけない心境に、我ながら心配だったりして・・・
このところ天候不順で誰もがややテンション控えめ、ではないかと思うのですが
そういう関係でしょうか・・・
まぁ、それはさておき、とりあえず着物、です
考えてみれば、盛夏の着物で《よそいき》を私が作るのは初めてです
夏の着物はきれいだな、と独りで感心・・・
注;着姿がきれいかどうかは別です
紋は染め紋を入れてくれるように頼んだんじゃなかったっけ、と思いましたが、
出来あがりが縫い紋になっていて、ちょっとびっくり
情けないことに自分でもその時の記憶があいまいで、そのこと自体もショック(笑)
帯揚げと帯締め
これが意外な展開になりました
着物屋さんは、夏の帯締めって別に決まったものじゃないのよ、とおっしゃって
夏には夏物、と思い込んでいた私はちょっとびっくりしました
本来、夏物を着る上では、ガッチリ夏物用小物、ということでもないみたいなのです
でも、まあ、夏物と言えば本当に遊ぶ雰囲気丸出しの物しか持っていないので
この際、ちょっとおとなしめの物を選んでおこう、ということになって
一組選んでいただきました
が、私としては・・・・
今回は使えません・・・
結婚式当日はもっと白っぽい単色帯揚げと
堂々と普通の単色組み帯締めを使います
やはりフォーマルのつもりなので
これだけはっきり色遣いがわかったり、帯締めの房がオダマキだったり、は
さすがに憚られます・・・
まあ、下の黒小紋に白博多を合わせた時などに使えば
かなりいい感じなのではないかと思います
夏のフォーマル自体めったにないことなので
カジュアルな場面で使えるなら、そのほうがいいと言えばそうかな・・・
おまけで、かわいらしい絽の小紋と夏帯も出来上がっていました・・・
注;着姿がかわいらしいかどうかは別問題です
どちらもお買い得品で、お値段もお利口さんだったんです
でもこの帯は伝統工芸品マーク付きの博多帯、とても立派な素性の持ち主なんです
多分、去年からの持越し品、つまり在庫処分なんでしょうね
おかげで私の元に来てくれることになったというわけです
神様、ありがとう・・・・
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『日本の絹』の印、あるいは『日本の絹』の証紙
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日本の職人さんの織り、あるいは染め、あるいは絵付け
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日本の和裁師さんの縫製
にこだわっています
日本の着物文化のため、とおもって・・・
財力もなく本当にチリのように微力なんですけれど
ちりも積もれば・・・だと思って