2015/5/25(月)
夏に何やら結婚式があるというので
久しぶりに着物を作ることにしました
親族としては近いのですが
先方と我が家はちょっとわけありのお付き合いをしているため
夫には内緒の誂えです
まあ、あとで夫にも知るところとなるのでしょうが、
・・・気が利いたと言われるか、無駄なことと言われるか
・・・・実はそれは夫の品性にも関わると思っているのですが・・・
とは言っても、さすがに今さら夏物の色留袖を作る気はしません
今回夏に向けての販売会でちょうど手ごろな絽の附下があったので
それに家紋を入れてもらうことにしました
女の人は『女紋』という考え方もあるので
女の既婚者(他家に嫁いだ場合)にとって家紋って
考えてみればけっこう選択肢が多いと思います
自分の現在の家の家紋
自分の実家の家紋
自分の母方の家紋
華紋や一部の加賀紋のようなおしゃれ用の紋
といっても
私は関東の生まれ、育ちなので
多分家紋の考えもすごくシンプルだと思います
地域によってはもっと細かく厳格にとらえているところもあると思いますので
そのあたりの温度差はお許しください
着物を作る時期はさまざまで
地域によっても若干違いがありますから
自分の着物にこれらの紋がついていても一応不思議はないっていうことですよね
既婚者であれば自分の現在の家の家紋を入れるのが普通ですが
私は(場合によっては)自分の母方の家紋を入れることもありかな、と思います
特に夫婦げんかのあととかは・・・(笑)
今回は平和に自分の家、つまり夫の実家の家紋を入れてもらいました
流れとしては自分の婚家の家紋を入れるって当たり前なんですが
あたしとしては 選んであげたよ!っていう感じです・・・
夏の盛りですからもしかしたら着ないかもしれません
歳を重ね少し体力に心配があると、そういう心積もりも必要かと思います
まぁ、着物を来て歩ける体力くらいはもっていようとは思いますが
結婚する子は、それこそ生まれた時からよく知っている子で
ウチの娘ともよく遊んでくれたとてもいいお兄ちゃん
そうか、もうそんな時期なんだな、と感慨もひとしおです
夫には精いっぱいご祝儀を奮発してもらいたいところです
家紋ついて詳しく教えてくださるサイトがありましたので
正しい情報はぜひこちらでお確かめください
(有)染色補正森本さん