扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

⑪血圧が出ない・・・

6月14日
 
手術翌日、看護師さんたちは私の血圧と闘っています
血圧らしい数字が、なかなか出ない私の血圧
 
私は自分を見ることができないのでわからなかったが
今回は単なる低血圧ではなくて、貧血も加わっているらしく
血液検査の数字も悪いらしく、顔の色が無い、と口々に言っていきます
 
お昼になっても依然点滴の追加が指示されているようで、
にもかかわらず、未だ(通常の血圧の数字が)出ない、
~70台の数字に看護師さんがため息をつく・・
私の前で言われても・・・
取り敢えず(血圧が上がらずに)すみませんって答えてみたり・・・
 
午後、点滴に加えて、自己血輸血(返血)をして、
ようやく血圧が動いてきて、80台がでるようになってきて・・・
ちょうど、数字が上がってきて看護師さんがハイになっている(笑)ところへ
いいタイミングで夫が来て
まあ、何やら皆喜んでいてめでたいな、と
 
血圧が上向いて来れば、予定通り尿管も抜き、
車椅子に移って、トイレへ
そのあと、リハビリにつなげるべく、歩行器で立ってみるのがこの病院のしきたり(笑)
それをも見届けた夫
なんて回復が早いんだ、と感激して、
帰宅してから、心配して電話をしてきた私の友達にそう報告したらしい
 
ただ、立っては見るけれど、まだ看護師さんの介助の下での車椅子移動の状態
 
お手洗いなんか、
下着を看護師さんに下してもらったり、
お尻が腫れ上がっているので、便座に座ると激痛がはしり、腰を浮かせて用を足したり
と、かなり悲惨
そもそも車椅子に座るのも、お尻が痛くてつらい
とにかくトイレは大変で、トイレをするのにマラソンの後のような疲労感がある
・・・って、マラソンしたことないのだけれど・・・・(笑)
 
午前中に、ベッド上で口腔外科の診察を受ける
あの、ちょっと心配だった差し歯も大丈夫!
歯の衛生は何かと身体状況に影響を及ぼすことがあるので
引き続き歯磨きを丁寧に行ってください、とのこと
 
 
こうして術後一日目がおわり、その深夜のこと
24時頃、突然先生が来て(どなた先生かよく覚えていない、内科の先生?・・・笑)
血圧が低いということだけれど、大丈夫ですか
といきなり問診、そして診察・・・
日常でもいつも低いので、自分で対処できます、みたいに答えたら、
充分に注意してください、と何回も念を押すように仰っていかれた・・・
 
翌日、
この深夜の往診には、看護師さんも驚いた、とのこと
多分こんなこともあってか、
これ以降、血圧が低い、と100万回くらいあちこちから言われることに・・・(笑)
 
 
ルートを二つとっているせいか、右腕がかなりむくんでいました
ウデが浮腫むって初めての経験でした
一回り肥った感じで可笑しかったですが
指先もこわばっていてちょっと笑えない状態でした