扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

秋の集まりの着物

2014/9/26(金)

 
10月半ばに集まりがあります
 同級会のような感じの集まりです
 私は怪我をする前は
 外出は着物と決めていたので、碌な洋服を持っていません
 そういうわけで着物で行こうと思うのですが
 どういうコーデで行こうか、と・・・
< 秋のちょっとしたお出かけ>をテーマに(笑)いくつか考えてみました
 
 
ベージュのやわらかもの小紋に
葡萄の染め帯
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 こういう具体的なポイント柄、お太鼓柄のような帯は以前はあまり興味がなく
そういう意味では初めてときめいた手描きの染め帯です
それが縁でこの作家さんのきものや半襟にも手が伸びてしまいました
 
この着物は着物ブロガーさんのフリーマーケットで購入したもので
色といい、柄行といい、質感といい、 とてもきれいな一枚だなぁとつくづく思います
着物ブロガーさんご自身も着用されており
その着姿もそれはきれいで良く似合っていらっしゃいました
・・・さて、私はほんっとに田舎者なので
言ってみれば浅田真央ちゃん仕様のトレーナーを買った、それを使う?
くらいのドキドキ感があります
というわけでけっこう着るのにハードルの高い一着ではあります
 
 
 
 
型染の結城紬(紬印ですよっ)に 
エジプト柄の染め帯 

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組み合わせとしてはけっこういいと思うのだけれど、遊び着っぽいかな
目上のかたたちと接することもあるので、
すこしは、あらたまった感、も欲しいのだけれど 
どうだろう・・・
ここに羽織を合わせて、ごまかせばいいかな・・・

 

 
 
万寿菊の小紋
この着物に合う、と言われて買ったベニバナ染の織の帯
紺の飛び絞りの羽織

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この着物のお直しの時に買うことになった<始末書>の帯とあわせてみました・・・・

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丸洗いをして若い子に差し上げようかと思っていた明るい万寿菊柄の着物ですが
丸洗いが安くなるお手入れセールできもの屋さんに持っていったら
八掛替えればまだまだ大丈夫ですよ
と言いくるめられて
洗い張り、八掛交換、胴抜き仕立てで直してもらうはめに・・・

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 通常胴裏にする部分まで八掛地を使って仕立てるという、ちょっと贅沢な仕立てです
 つなぎ目がないのですっきりしています
 
 
 お気に入りの、ヘビロテの名古屋帯とあわせてみました

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羽織はお召地の単です
お召地は、裏とのコントラストが面白くて好きです

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でもこの羽織、実はちょっと後悔している一枚です
というのも、実際に出来上がって着てみたら、
なんだかお相撲さんみたいな雰囲気なんです
オトコっぽいというのか、 かわいらしくないというのか
お相撲さんはすきですけれど、
自分がお相撲さんというのはちょっといやだなと思って・・・
そしてわかったこと
私にとって
羽織は、
意識して淡い色合い、軽い感じを選んだほうがいいのではないかなということを
しっかり学びました
特に、今主流の長羽織は丈を長めに設定しますので
私のような小さい者は羽織の面積がドーンと目に入ってきます
そこであまり強い印象のものを着ると、
重く、ともすればうっとうしく感じるように思うのです
といっても
もうこれからはあまり作らないとは思いますけれど・・・