扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

花見の茶会

2014/4/9(水)

 
前回の着物仲間の集まりの時に
せっかくだから次回はウチで花見をやろう
と一人が言ってくださって
4月のはじめに御呼ばれをすることになりました
それが先日の月曜日
風が冷たい日でしたがよく晴れて
庭の一角にそびえる桜の老木は
辺り一面に花びらをまき散らしながらも
淡いピンクの桜の花をまだいっぱいにつけていました
茶室から臨める庭は京都の庭師さんの作だそうで
小規模ながらあれやこれやのしつらえが風情あるものになっていました
 
でも驚いたのは
私に対して
けがから復帰おめでとうの花束が用意されていたことです
 

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びっくりしました
そしてうれしかった・・・
花束をいただくことなんてここ久しくありませんでしたから・・
 
今回は、いつもの集りの間隔としては短くてちょっとイレギュラーだったのですが
桜の季節に合わせればそういうことになるかな、とそのときは思いました
でも今回の集まりにはそういう意図があったんだと
今さらわかる私の鈍感さです・・
 
脚が曲がらない私は座布団を何枚か重ねて
御姫様仕様です(笑)
といっても本来お姫様はこんなに行儀が悪くないですけれどね・・
 
お花見弁当のお昼をいただいて
しっかりお薄もいただいて
 
呼んでくれた主さんから
昔教えていた生徒さんから贈られたというお茶碗の、思い出話を聞いたり
 
そうそう、本来は着物仲間の集まりなので
近々、主さんは入学式に呼ばれているということで、
その際に着ていく着物についてあれこれ・・・
 
ついでに、思い出話とともにいろいろ着物を見せていただいて
あれこれ、あれこれ・・・
主さんはそこそこお歳ですが
主さんのお母さまの着物というのも、いろいろ手を加えこそすれ未だ現役で
 
着物、というかこの『布』は
文化としてすごいなぁとあらためて思った次第です
 
私はまだ母の着物を自分で着るということはないのですが
すこし母の着物に興味がわいてきました
昔のものは本当にすごいです・・・
 
あっという間に夕方になってしまい
長居を詫びてお開きになりました
 
今日もう一つ思ったこと
 
家はきちんと片づけておくべきだ
 
本当によく手が行き届いたきれいなお宅でした
主さん、けっこう忙しい人なのに
結局やる気があるかないかの問題なんですね