実家の方は着々と状況が悪化しています
あらたな展開を見据えて
私の実家通いも頻繁になってきました
ちょっと深刻な事故があり
経済面で私がすべて見守る、ということになりました
生まれて初めて知る、両親の流動資産(笑)
私と弟が、たぶん、大きく減らしてしまったことでしょうね
今さらながら、親にはひたすら感謝です・・・・(+o+)
大変なのは
相手はいつも頼もしかったあの親ではなく
懸案事項を必要に応じてオブラートに包みつつ
歳老いた心が傷つかないように説明しなければならない、
という現実です
父の認知症は極度の健忘症、
例えば今一つの問題について話をしたとして
それについては良い話でも悪い話でも、
父なりの理性とそこそこ明晰な判断力で論理的に話ができるー
ところがこの瞬間は10分もたてば父のもとを離れてしまう
その後、父は先の会話を忘れてしまっている自分自身を発見して落嘆し、
或いは再びこの会話を聞いて、内容によっては改めてショックに思う
忘れたことへの落胆と
同じことについて、何度も何度も新鮮にショックを受けてしまうことと
認知症という思考回路で父自身はどういう感情が湧くのかは、はっきり分かりませんが
傍で見ているとっけっこう辛いんじゃないかと思うのです
私達だって、
あんなにしっかり話していたのにどういう事なんだろうと、
こちらは此方で相当にショックです
会話の内容が父の意思決定をもらうための物であれば自体はさらにややこしく
自分はそんな話は知らない、となり、
また話は逆戻りして場合によっては一から説明をくりかえしたり・・・・
こんなことがしょっちゅうあって、
最近私は、自分自身、結構忍耐強いなと思うのですが
この日のために両親は私を忍耐強い人間に育てたのか、
なんて思ったりして・・・(笑)
行きは中央線、
叔母を見て
両親を見て
帰りは北陸新幹線
ぐるっと信州春の4泊5日プラン(笑)
でした・・・・