私には実家が二つあります
どうして二つか、まあ、いろいろ事情があるのですが
二つあるのもいいかなって・・・(笑)
どちらも自力だけで暮らす80台なかごろの単身と夫婦の高齢世帯
しかも田舎なので自家用車必須
どちらも、思案しつつ「運転免許、更新できちゃった・・」と悩む現役高齢ドライバー
しかし様子を聞くと
人身事故こそないものの、車をぶつけたり
ひやっとしたことがあったり、と
本人が現役で運転することを不安に思う以上に
聞いている此方の方が焦ってしまう現実がありました
いろいろ話を聞いた結果
何でも言える身内として
両方ともに、運転禁止を願い出ました
お願いですから、今から運転はやめてください
そうだな・・・・
そうするかね・・・・
車は廃車にせず、
保険の環境を整えて、介護に臨む私たちが使えるようにしてもらいました
で、毎日の足の確保ですが
結局タクシーしかありません
ところが田舎のタクシーはびっくりするくらい高齢者対応ができていて(笑)
どちらも、馴染のタクシー会社に、
高齢者世帯である我が家をしっかり売り込んで(笑)おきました
とはいうものの、自由に車で動きまわっていた人たちです、
そのたびにタクシーを呼んで、となると、行動も制限されてしまう気がします
ここは、私たちも頻度を上げて実家に行き、積極的に足にならざるを得ません
でも、よく諦めてくれた、と思います
彼等の性格を考えると、私が何か言っても説得できるだけの迫力はないし
どうやって、運転をやめてもらうか悩んでいたのです
『その時』というのはある程度自然に来るものなんですね
大きな事故が起きる前に運転から離れてもらうことができて
ほっとしています
親に感謝の気持ちを伝えつつ
親が世の中に迷惑をかけないようにコントロールする
親本人の意識がある程度こちらに向いてこないと
結構しんどい作業だと思います
ただ、免許返納の儀式はこれからなので
その前に抜け駆けをしそうな人がひとりいて要注意です・・・(笑)