扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

待っててね♡

 
書道のお友達のご主人が亡くなられました
私自身、ここのところお教室に行ってなかったので
今日久しぶりに行ってそのことを聞いたのでした
 
去年の秋からぐあいが悪かったということですが
わたしが入院する前にはそんなに深刻な様子でもなくて
それなのに
たった1~2ヶ月会わなかっただけで
もう四九日も過ぎているなんて・・
 
かなのお稽古はいつものように進んで、終わって、
そのあと私から声をかけて
二人でいっしょにお昼を食べました
 
かわいがっていたわんこが、
病院から物言わぬ姿で帰ってきたご主人のまわりを警備するように陣取り
いつも一緒に生活していたご長男さんと、
奥さんであるお友達とには普段通りの態度を見せるものの、
それ以外の人が近寄ると、ウーッとうなったそうです
 
少し前に、ご主人の幼馴染のお友達が旅立たれたそうで
きっと寂しくって、ご主人を呼んじゃったのかもしれない、と・・・
 
そうよね、私たちだっていずれはそちらに行くんだから・・・
遅かれ早かれ、よね
それまで待ってっていうことよね
と、うなずきあう私たちでした
 
奥さまはしばらくはそちらに行かれないように思います
それまでその幼馴染のお友達と一緒に待っててくださいね
 
お墓も仏壇も無かったから、すぐ買わなきゃならなかったし
役所の手続きとか銀行とか来客の世話とか・・
もうやることがたくさんあって忙しくて
なんだか涙も出ないの
 
と言って笑っていました
 
3回(約一か月)休んだものの、こうしてお稽古に復帰しているのも
「やることがあって忙しい」ことの一つに組み込まれているのかもしれません
 
ひと段落してから 
これからあふれるように襲ってくるであろう
寂しさ、悲しさに押しつぶされないかと心配になります
だから、少なくとも
かなの教室の時は必ず来てね
あなた自身たいそうの腕前で、書道大好きでしょ
筆の軌跡に集中しているときはなにもかも忘れられる
書の道があなたを少しでも救ってくれますように・・・