扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

3月11日

あの時私は
やけにゆらゆらするなと思いながら車を運転していました
赤信号を待っているときに電柱の揺れ方が変だな、と思いました
私は知り合いの絵画展に行くところでしたが
会場の駐車場に着いた時に大きな地震があったとわかりました
夫がいるはずの家に電話を入れましたがつながらず、絵画展はやめて即家に帰りました
家は何ともありませんでしたが、それからTVで見る情報、映像が・・・・
 
娘はその日謝恩会で学校に行っていました
研究室が地震で被害を受け、肩出しドレスにケープという格好で
割れたガラス片や散らばった実験器具などの片付けに追われ
謝恩会は中止
電車が止まってしまっため動けず
学校で一泊して翌日帰ってきました
 
去年秋、膝をけがして入院した病院で
たまたま震災の時の話を聞きました
病院ですが計画停電になったそうです
(入院している)患者さんが寒い寒いって、もうありったけの毛布出したんだよね
と看護師さんが話していました
同じ町でも停電にならなかった区域もあります
エレベーター一つ動かない病院で
本当に大変だっただろうと思います
 
あれから確かにいろいろな価値観が変わりました
日本で生きる、暮らすということについて考えるようになりました
 
自分で変えられること
どうにもならないこと
どうにかしなければいけないこと
 
もう3年もたつのに未だ厳しい状況にある方たちのこと
子供たち、これからの日本のこと
 
真の復興はとても厳しいと思います