扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

認知症の母の3回目新型コロナワクチン接種

母の3回目ですが、やはり大変でした

 

母の3回目は2月27日に無事に終えることができました

 

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1、2回目の接種は母の掛かり付け医でお願いする事ができましたので

3回目の予約を問い合わせたところ

最短で3月下旬、とのこと

ワタシは三月下旬に長野にいることは不可能なので

母の接種は4月でもしょうがないかな

と考えを巡らせてみたのですが

昨今の状況を見れば、

高齢者こそ迅速な接種が必要だと思えて

そうなると4月まで待たせるのが怖くて仕方がない…

そういうわけで

掛かり付け医のアドバイスもあって

紹介された大規模接種会場の予約をとりました

以降当日までの間

やっぱり行かない、行きたくない

の、オンパレード…

行かない理由はたくさんあって

寒いから、

お友達に後で行こうって誘われた(←ありえない・・・笑)

急いでやる事はない、

◯◯さんがしなくていいって言った

あなた(ワタシのこと)は急ぎすぎる

今日は雪が降っているじゃない、こんな雪の日にわざわざ行くことはない

もう少し暖かくなってからでいい・・・・

 

当日、今日も拒否されれば早めにキャンセルしなければ

と思いつつ

でも半分子供のような母のわがままを真に受けてのキャンセルも

非常に罪作りな気がして

それを回避すべく

藁をもすがる思いで

母の姉のお嫁さんに、助けてメールを送りました

すると

お嫁さんから応援300%のメールが来ました!❤️

その後すぐに、何気なく家電が鳴り

母が電話に出ます

そして「コロナワクチンの話になった」そうです!

事も無げに、自分は今日済ませるから、みたいな会話の後

ほら、あなたに代わってほしいって、

と母から受話器を受け取り

私から仕掛けたとはおくびにも出さずに電話に出ます

電話の向こうの、母の姉宅のお嫁さんから

励ましと応援を溢れるほどもらいました

 

お嫁さんからは

ワクチン接種はどうなりました

お義母さん(←母の姉)も早く受けなくちゃって言っているんだけれど

などと言っていただいたそうです

母は

私は早々と今日行くことになっているから大丈夫

みたいになことを言ったそうです

 

行かなくてはいけない、ではなくて

さあ、行こう!と本人に思って貰えないと

認知症の人を動かすのは大変です

 

今は

母より目上の人って母の姉にあたる(わたしにとっては)伯母だけなんです

伯母の家は母にとって権威があるようで

お嫁さんや伯母の息子さんにも一目置いているんです

 

ワタシ自身に、母に対して二の句が出ないまでの権威があれば

母も黙って従ってくれるのかもしれませんが

わたしがムスメ(=オンナ)であることで、まずは息子である弟より絶対感が無く

さらに、結婚後は生活を共にしていない事で

いつまでも子としての感覚が残っていて

子は目上の親に従うもの

という関係が消えないでいるのだと思います

 

それでも、冷静に状況を理解できるなら

そういう感覚も乗り越えられると思うのですが

相手は認知症という、普通のオトナな判断ができない世界にいるんです

 

ほんっっっっとに大変です

 

予約しておいたタクシーも断らずに済み

無事に接種を終えることができました

その日は発熱も腕の痛みもなく

3~4日慎重に構えていましたがその後も体調を崩すこともなく

お母さん良かったね、と母とともに無事を喜びました

その気になると大変素直な母ではあります・・・笑

接種後も母の姉のお宅のお嫁さんから電話をもらい

自分主導で接種を終えた気分でいる母は大変ご機嫌でした

 

ちょっとミーハーなのですが

長野の市長さんって、あの荻原健司さんなのです

なんかドキドキしてしまいました

 

ノルディック複合で、長期に亘り活躍されていた元祖レジェンド・・・・

 

母のワクチン接種券の予診票☟

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