今年の1月17日は珍しく予定表に記載のある日となりました
自宅のリフォームの工事が始まる日
実家①のボイラー用灯油タンクの取り換え工事の日
そして
永遠に印字される
「阪神・淡路大震災が起きた日」
TBSニュースより
今年の祈りの一字は
『忘』
だそうです
『忘れない』
私は絶対忘れないと思っていましたが
ふと気づけば頭から離れているときがあり
年月を追うごとに
それが増えてきていることを感じます
阪神・淡路の震災以来
日本の内外問わず想定外の大きな震災が
次々と起きていることにも打ちのめされます
それも数があまりに多くて
忘れるというよりそもそも
私には記憶しきれないほどです
そして先日
トンガ付近の海底火山の噴火がありました
情報が入らないほどに深刻であろう災害の大きさに
底知れぬ恐怖を覚えます
トンガの人々、どうかご無事で・・・・
改めて1995年の一月
1995年1月15日、成人の日を無事に終えて、関係ないけれど一安心して
次の日は振替休みで
さて今日から平常を取り戻そうという1月17日の朝、
遠く離れた関東の地ではありますが
出勤のために起きてきた夫とともに実際に感じた少々の揺れと
何だろう、とざわつく気持ちでTVのニュースに目を向けたことと
その日一日映像に映し出された様々な映像から受けた
今まで経験したことのないような衝撃の数々
それらが
今でもはっきりとよみがえってきます
深い悲しみに包まれている多くの人々を思う時
私たちは自然の営みの中に生きていて
そして生きとし生けるたくさんの命のおかげで
そして犠牲の上に
自分の生があることを
忘れてはならない
という神様の声が聞こえてくる気がします
