年末年始は介護先で過ごすことに決めた
というか決めざるを得なかったので
取り急ぎ
12月中に一度自宅に帰ることにしました
自宅リフォームの打ち合わせをしたかったからです
夫も、細部の打ち合わせを自分一人だけで済ませる決心はつかなかったみたいで
私も、まかせっきりにするほどには心が広くないみたいで
まぁ、似た者夫婦、ですね
私の都合で打ち合わせ日を決めて
それに合わせて自宅に戻りました
施設に入った義母は
スタッフのかたの近況報告によると
ひどくふさぎ込むことが多く、
そういう時は「機嫌が悪いの!」と自分で叫び、殻を閉ざすようです
ふとした瞬間に、自分が家にいられないことに落胆するのだと思います
どうしてこんなところに一人でいるんだろう
と、一瞬わからなくなり
それにつけても愛着のある住み慣れた我が家を恋しく思うのだろうと思います
それは無理な話ではありません
マンパワーがありさえすれば
義母の場合自宅介護も十分に可能なんです
老後は義母の面倒を見たいといった私ですが
私一人ではなんともできず
こんなことになってずいぶん無責任だなと思うのですが・・・・
実家①の母は、いよいよ行動がちぐはぐになってきて
多分、客観的に見れば、ひとり暮らしは無理なんだろうなと思いますが
とにかく『自分』が強くて
ヘルパーさんを頼んだり
ましてや施設に入るなんて発想もできないようです
介護認定評価のための面接でも
母は、自分がどんなにしっかりしているかを一生懸命説明していて
確かにしっかりしているところもあるのですけれど
しっかりアピールがちぐはぐで
面接したスタッフのかた達にはかえって実情が見えたようでした
一日も一人でおいては置けない
と思う部分があるのに
実際はこうやって私自宅に戻り
母を実家①で一人にさせている・・・・
そして私が帰った次の日こそ母から寂しいコールが来たものの
その後は何事もなく
今現在母は一人で生活できているのです・・・
母について、何が本当なのか
どう考えたらいいのか
結論が出ないままに日々が過ぎて行っています
結論が出ないからこそ私も自宅に戻ることができている
とも言えます
ずっと介護で遠方に行きっぱなしなんて考えられません
それこそ私がおかしくなります
この際、母の、『私はしっかりしているから大丈夫』という考え違いに
感謝しなくてはいけません
大変皮肉なことです・・・
母が、私は大丈夫、と勘違いしてくれているので
そうなの、じゃあ・・
と、
自宅に戻る言い訳ができる私なのです・・・・