2015/3/8(日)
前々から興味があったので、体験してきました
なぜ前で結ぶか
その理由のなかに一つ切実なものがあって
人間はいつまでも後ろに手をまわして帯を結べるとは限らない
ということなのです
誤解を招きたくはないのですが
五体満足の人しか着物を着ることができないなんて哀しいですから・・・
もっと言えば
自分一人で着ることができないにしても
身体の状況に合わせて作り帯にしたらどうだろうか、などと
あの手この手を考えるわけです・・・
お教室では
おひとり私と同じくらい年齢のかたがいらして
やはり手がより上にあげにくいので、と仰っていました
もちろん前結びの一番の目的は
より確実にきれいに結ぼう!
でも後ろに回さなければならないので
その過程で、慣れないと、全てにおいて若干崩れがちになるかなと思いました
でもそれも慣れてくればコツがつかめて
先生のようにしっかりしてくるのかなという感じでした
後ろ結びでは基本カンに頼る部分も多く
そのリスクを避けるため
予めお太鼓の部分だけを作っておく方法とかさまざまな工夫があるのですが・・・
背中に帯結びをもってくる着方が普通になった今
後ろ結びにしても前結びにしても
やはり最終的には
どれが自分にとって一番やりやすいのかな
ということなんだな、と思いました
目の前の畳まれた着物に朱鷺がいて、珍しいので写真撮ってもいいかと聞くと
どうぞ、と言ってお店屋さんの人が広げてくれました
このデザインなら落ち着いていて仰々しさがなくしかも華があっていいなと思うほど
素敵な柄行でした
思うだけは自由です
が
登喜男さんだけでは無いにしてもお値段がめちゃくちゃですので、
やはり縁遠い着物です・・・・
でも、
きれいでした・・・・・(-_-)