扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

おばあちゃん

おばあちゃんに会って来ました
といっても義母(夫の母)です
老人ホームに入ったのが一昨年
夫はよく会いに行っているのですが
色々事情があって、私は今日はじめて行ってきました
 
久しぶりに会って
もうお互い言葉になりませんでした
サロンにいたので、そこでまず手を取り合い
義母の居室に入ってしっかり抱き合いました
 
行く前に、
おばあちゃんに会っても、あなたは誰?・・とか言われたらどうしよう
などと半分本気、半分冗談で言っていたのですが
それは杞憂でした
よかった・・・
 
入居時に義母自身が持ち込んだものが少ないのか
一階で陽当りのよい居室は、むしろ広くて殺風景に見えましたが
 
ベランダからすぐ非常出口が続いているのでいいの、   
               
と、何がいいのかよくわからないけれど、おばあちゃんはそう言って笑っていました
 
娘(孫)が小さいころ、義母のスケジュール帳に絵を描いたらしく
その古ーい手帳を大切に持っていてくれました
はじめて見るような気がしました
パーマのかかった髪がくるくるしている「おばあちゃん」が描いてあり、
横に娘の名前が、幼い字で書いてありました
けっこう感動しました
 
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施設は広くてセキュリティーがしっかりしていて、
まだ新しいせいかとてもきれいで、
手入れが行き届いているような清潔感がありました
 
あちこちに飾ってある入居者の写真や作品が
きれいなんだけれど冷たい感じがする廊下やホールに暖かさを添えているようでした
 
最高齢の方は100歳!でもお写真で拝見すると、御歳の割にはお若い!!
おばあちゃんは90歳!!!しかも90歳には見えない!!!!
まだまだ安泰だね・・・
 
また来るね、と言って居室を出たときに
あれ、足どうかした?
と、おばあちゃんに聞かれてしまいました
えー、別に・・・といってごまかしました
 
義母は両膝とも人工関節です
会いに行く前は、夫に
私も膝痛いんだよ、戦友だね、って言っちゃおう
などと言っていたのですが、実際におばあちゃんの顔を見てみたら
いろいろなことを隠してしまう自分がいました
 
帰りの車の中で夫が
足、見抜かれていたよな
といってからかってきました
まぁ、面会者用のスリッパがとてもあるき難かったのです
こういう施設なので、色々な人が来ると思うのですがその人たちの転倒防止のためにも
もっと履きやすいものを提供していただきたいな、
と思いましたよ、逆恨みっぽいですけれど・・・