実家そのⅠで、父の状況が悪くなって以来ずっとそちらにかかりきりで
実家そのⅡを放りっぱなしにしておいたら
実家そのⅡの方も着実に状況が悪くなっていて大慌ての初夏・・・・
今回思ったことは
かかりつけの医者のスタンスに疑問、というか
医者と患者ーつまり義母なのですがーの間に温度差があるかもしれない、という事
患者(義母)が
ここのところ押し寄せている様々な症状に驚き、不安を覚え、どうにか解消しようとしている反面
医者は、患者はもうかなりの高齢で、遅からず命を全うするのだから
敢えてことさら治療だの、ましてやセカンドオピニオンなど不要・・・
と、暗に言っているように受け取れてしまったのです
今回、定期的に月一回受診しているかかりつけの内科にイレギュラーで受診したのは
ここ数日、経験のない頭痛がする、という義母の訴えるので
以前に受診歴のある脳外科に受診を勧めたところ
かかりつけの内科の紹介状があったほうがいい、と義母が言ってのこと
そういうわけで内科を受診すると
脳外科への受診には及ばない、と・・・・
それに納得しないのでれば
わたしならだったら紹介状など無しで受診するのにな、と思うのですが
そのあたりは、義母の、かかりつけ医の言葉に従おうとする気持ちを尊重するしかないようで・・・
一番ショックだったのは
血液検査などは外注に出しているようで
月に一回の検査結果を診察に反映させるのは基本的に来月・・・・
今回のイレギュラー受診でも採血をしたのですが、その結果については次回の診察の時に、ということ
義母は足が無いので、わざわざタクシーで検査結果を聞くということは考えられず
次回はたぶん来月
そして医者も、”次回”が来月ころだと予測している・・・
高齢者は、もう少し短いスパンで体調がどんどん変わっていくように思います
そんな悠長な診察計画も
私にしてみれば何となく
年寄りだから、治療というより自然に任せて行こう、ナニカアレバソレハテンメイダ
という医者側の雰囲気を感じ取ってしまうのです
この地域で古くから信頼されているお医者様です
義母も言ってみれば穏やかに信頼してきた主治医です
私も、今のところずっと義母に付添って暮らすというわけではないので
義母の気持ちを壊してしまうようなことはしないほうがいいと
今回は、かかりつけ医の判断に一応納得している義母の考えに従うことにしました
この後、伯母ー義母の妹が来てくれるので、
今回の体調不良について、伯母の判断にもゆだねようと・・・
私も、ことさら不用意な医療はあるべきではないと思いますし
私自身だって、老いてからの過度な医療行為はきっちり拒否したいです
でも、体が不調で不安だ、という気持ちがあって受診するということは
何らかの治療をしてもう少し快く生きていたいという願望の表れだと思う
その思いにしっかり向き合って、適切な医療を施してほしい
過度な医療なのか適切な医療なのかは
医者と患者が信頼し合えば
その結果納得という形で決まってくることではないかと思うのです
それは治療という形ではなくアドバイスであるかもしれないし、
或いは患者の話を充分に聞いてくれることかもしれない・・・
何しろ、今まで義母を、独り暮らしをよいことに放っておいた罰当りな私による
急ごしらえの付き添いゆえ
今のところ、ちょっとおとなしくしています・・・・