扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

10月の着付け教室―着物を着てお稽古に通う

2018/10/27(土)
 

前回までに普段着の着かた、が終わって
10月は小紋ーかた物を卒業して柔らか物ーを着て、お太鼓柄の名古屋帯を締めます
小紋の柄行にもいろいろありますが、まあ、おうち小紋というかお散歩小紋というか・・・
普段着小紋・・・(笑)
 
『かたものの普段着よりはちょっとおしゃれ感を出して着てくださいね』
 
ということで、裾の位置を長めに設定し、
衣文も、拳よこ から、拳たて くらいの差で多く抜きます
一番大事なのは、ちょっとおしゃれしたぞ、という気持ち・・・・(笑)
 
ところで、今回からはなるべく着物を着て教室に来てください、という指令がでています!
 
今の季節、本当は帯付きがいいのですけれど、
着姿に自信がないからこその着付教室通い、
どうしてもぼろ隠しをしたい私は羽織物を引っ掛けたいのです
お稽古日のこの日は、10月も後半というのに暖かいというか暑い日で、
通常の羽織は見るからに暑そうなので、透かしの塵除けとしての羽織を着ました
透かし、と言えば夏ものを連想しますが
最近は、冬以外のオールシーズン(スリーシーズン)、という設定で
紗とか絽ではないレースのような絹素材の上着を用いることが多いようです
が・・・・
東京ならいざ知らず、私が住んでるやや田舎の地方都市でこれが受け入れられるのか・・
季節外れのものを着ている、と勘違いされるのではないか・・
実はずいぶんおっかなびっくり着て行ったのです

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結果、
先生が、いいですね、と仰って下さいました
自分の住んでいるところ、大丈夫、情報は然り入っているな、と思いました(笑)

 

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お太鼓柄の紬地の帯は
若い頃、着付け教室に初めて通い始めたころ、自分で選んだものです
和服関係で、おそらく私の初めての購入品、思い出深い帯です
だからと言ってあまり出番は多くは無くて抽斗の下の方にはいっていて
今回のような”お太鼓柄の練習”なんていう呼び声がかからなかったら
おそらく使うことなぞなかったかもしれない帯・・・
 
またもや、帯揚げをもう少し鮮やかな色にしたらどうかしら、
と先生や先輩からのアドバイスがありました
『自分好み』の落とし穴・・・・
他人の目って、必要なんだなと思いました
 
 
それから・・・
私は今まで着物を着て車を運転することは無かったのですが
お稽古に和装で通うとなれば運転せざるを得ません
 
そこで、これは、運転用の靴です
 
 

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といっても、着物を着て運転するための靴ではないのですが

足袋を履いた足がすっぽり収まってとても具合がいいのです!
草履を履いて運転するのは危険ですよね
一寸目に、爪皮を付けた草履のように見えるところも気に入っています
 
そして上半身も
着物の袂が運転席のいろいろなレバー類に引っかからない様に
引っ張りや水屋着などの袂のすぼまった上着を着れば
和装安全運転OKだと思います!