扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

9月の着付け教室

2018/10/3(水)
 
9月は六通の名古屋帯をマスターしました
 
実は私は手持ちの六通の名古屋帯って少なくて
ちょっと探してみても、一つしか見つかりませんでした
 
自分で買うのは今までは圧倒的に洒落袋帯でしたので
(洒落、というのは、正装には使えない、という意味です
必ずしも、おしゃれな、という意味ではないのでご承知おきください・・・)
私のワードローブとして名古屋帯自体少ないと言えば少ないのですが
一つしか見つからないのはちょっとショックでした
 
お太鼓の器具を使う場合、六通では無地の部分がありますから
それをどう処理するか、というのがポイントになります
 
私はかつては着付け道具の器具にはかなりアレルギー(嫌悪感)を持っていました
器具なんて邪道だ、ぐらいの勢いで(笑)
でも、歳を経るごとにニンゲン的に丸くなったせいもあるのか
手結びもいいけれど、器具っていうものがあるなら其れも試してみたいな、と
いろいろなものに興味を抱いてしまう私の中の虫が囁き始めたのです
 
それにもっと現実的なことを言えば、カラダが故障したり老化したりして
思うように手が動かない→手結びができない、ということが出てくるんです
そういう時に、着付けの本道(笑)を貫いて、着物を着ないのか
それとも器具だの作り帯だのあらゆる邪道を駆使して着物を楽しむのか
どちらがいいのかは、私にとっては歴然・・・・
 
そんなこんなの六通名古屋帯は、お気に入りの鹿子井山田の帯
締めやすくて柄も何となく可愛らしいので、それに割とどのような着物にも合うので
いつもいつも使ってしまいます
 

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ただしこの帯を塩沢の着物に合わせようとは思いもしませんでした
六通名古屋の勉強ということでしかたなく持ってきたのですが
先生かに、なかなかいいですよ、と仰っていただきました
この着物にこの帯でもおかしくない!
合う組み合わせが一つ増えまして・・・なんだかとてもうれしい
 
お稽古テーマはあくまで普段着ということで
着物は単の本塩沢、これもこの時が初おろし笑
秋に向う季節の単にいいかなと、この色に一目ぼれして作ったものです
帯締めは、練習のための平組
帯締め、絶賛ななめ中・・・
 

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こちらが、この帯では常に登場する丸くけ
帯揚げ、力いっぱいくしゃくしゃ・・・ 
 

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アシスタントの先生に、
この組み合わせなら、帯揚げをもう少し色彩感のあるものにしたら良いかも、
というアドバイスがありました
これはこれで合ってはいるのですが、ちょっと落ち着きすぎるというか地味というか・・・
ということのようです
 
よし、これからは、もっと明るい帯揚げを使おう
 
そして10月からは袷の着物になります
今日、夏に使った着物など全てクリーニングのために着物屋さんに預けてきまして
文字通り着物の夏が完了しました
それにしても暑かった暑かった今年の夏でしたが
やっと終わりそうですね・・・・