扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

盛夏の終わり-初めての絹芭蕉

        

2018/8/24(金)

 
8月最後の着付け教室
盛夏の着物も今月いっぱいなので、絹芭蕉と呼ばれる紗紬の着物を着ました
 

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7~8年前に作ったものですが、これも今回が初おろし・・・(+o+)
 
私なんぞには到底手が出せない憧れの芭蕉布の着物を真似て作られたもので
透け感、ざらざら感、涼やか感、いずれも抜群の、触って楽しい夏着物、なんですが
ハリがありすぎるというか硬いというかがばがばしているというか
ほんっとに着にくい!!(笑) ということがわかりました
 
麻も、まだ見ぬ幻の芭蕉布も、涼しい素材ではありますが
それは肌にまとわりつかない、なじまないからこそで、
そのがばがばした感じが ”さらっとしていて涼やか” なんですよね
因みにアシスタントの先生が麻の着物を着ていらっしゃるのですが
もう何度も御自分で洗われていて、柔かく、とても着心地が良いそうです・・・
この絹芭蕉は、麻のがばがば感のさらに上を行く感じ・・・
そして芭蕉布って、私にとって未知の素材ですが、たぶん、これ以上にがばがばなんだろうな・・・(笑)
 

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わかり難いのですが、帯締めはピンク色のレース組紐
それに合わせて、臙脂色の絽の帯揚げをしています
帯は前回と同じ、博多織の夏帯です
 
今回の先生からの着方アドバイス
私はどうしても後ろの背縫いの線が左右どちらかに寄ってしまうのだそうで
それを防ぐために、
胸元で掛け衿の線を合わせたら
そのバランスを保つべく耳の下あたりで着物と襦袢をクリップで留める・・・・と、
ばっちり、でした!

 

先日の紗紬より若干オシャレ度が高い着物なので(笑)、着物に合った夏襦袢を着用

それが絹絽の長襦袢なのですが割と暑い・・・

麻系の長襦袢の方がたぶん、おそらく、ゼッタイにいいですよね・・・
 
今は、夏の着物素材がずいぶん進化しています
昨今のやたらと暑い秋に対応して
9月以降も襦袢だけは、夏素材のものを着ていらっしゃる方も多そうなので
進化した素材の涼やか襦袢を作ろうかな、と思いました
 

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作った着物や帯にガード加工を施せば、着物クリーニングは無料、または低価格
という着物屋さんは多いと思いますが
私の場合も着物屋さんに持っていけば丸洗い(クリーニング)は無料か低価格ですが、
ただし、夏場は汗抜きをしてもらうことが多く、そうするとそこそこ費用がかかります
 
着る物って、本当は自分でざばざば洗うのが一番気持ちが良いですよね・・

 
 
 
纏めて、着物屋さんに出せば、それで今年の着物の夏が終わります・・・