扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

雪の日の着物

2016/2/16(火)

 

冬はやわらかい結城紬を着るのを楽しみにしています
私が持っている黒い着物は留袖、喪服以外にこれ一つ
なかなか着ることはありませんでしたが
少し前に着てみたところ、ちょっとしまって見える(笑)すぐれもの、ということがわかりました
以来、冬のお楽しみになりました(笑)

 

 
昔(かなり昔、ですね、訂正します)の着物は全般に裄が短めです
ましてやよそいきにならない紬類はホントに裄丈が短い!
今日は着付け教室の友達との集り
皆さま、お歳も、お知恵もそこそこな方たちでいらっしゃるので
こんなに短い裄の着物を着ていても、変だと言われることはありません(笑)
 

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 でも、全体のサイズはあっているので、何と着やすいことか・・・
あらためてその着やすさに感激
着物だけだと、下前のおはしょりを上にあげる程度
あとは何もせずに着ることができてしまいます
 
 

赤い羽織・・・昭和そのもの・・・(笑)

 

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でも、ホントはもっと黒勝ちで落ち着いた色あいなんですよ
判で押したような模様があり、昔から私の一番のお気に入りです
・・・でもでも、やはり赤いですよね・・・
洋服なら、おそらくこの歳では無理でしょうね

 

 今日は寒いということで

肌襦袢ではなく普通の暖かい下着に、身頃が木綿のうそつき長襦袢を着ています
実は、短い裄丈に調節できるからなんですけれど、結果的に暖かい工夫ができて都合がいいです
 

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朝は雨だったので、絹ものではない雨ゴート、雨草履
午後から雪に変わってきて
こんなファーの、マフラーもロング手袋もしっかり仕事をしてくれました

 

着物を着て着物仲間と集まる・・・
私にとっては一番くらいに気が休まるひと時です・・・