扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

認知症という事

 

夏に倒れて要介護5となってしまった父ですが
今までずっと、母と二人、尊厳を持って暮らしておりました
 
と思っていましたが
思っていただけだったのです・・・・

気が付いてみればあちこち役所関係の手続きがおかしなことになっていて
その後始末と修正に追い回されることになりました

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父は、家のことはすべて自分独りで取り仕切っていました
認知症を抱えてからも、一生懸命に『主』を務めていたので
子としても、危なっかしいなと思いつつも何となく口を出し難いものがありました
ですが本当は、父の心象を害するのを覚悟で口を出す、出さなければいけない
ということから逃げていたのも事実で、
そのツケが回ってきた、という感じです

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初めて目にする、実家の、年金、医療、税金、経済・・・・・
提出書類やら何やら、その量もかなりのものです
ときどき混乱する思考の下、必死に対応しようと奮闘した父の様子が目に浮かび
私は泣けてしまって仕方がありません
この期に及んでも私は、親の老いを受け入れたくないのです
ですが、いよいよ、親は老いたのだ、と覚悟しなければならないのです
私にとってはとてもきついことです・・・・

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ところで・・・・

色々なこと、修正できることと手遅れなことがありましたが
出来ることに関しては、役所も迅速に対応してくれて意外でした(笑)
日本の役所に関しては、何につけてもいい評判をあまり聞かないので
これにはちょっとびっくりでしたが、嬉しかったです