扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

今年最後のお稽古

 
今日は最後のかな書道のお稽古日でした
介護にしばしば田舎へ帰るのと
6月に脚の手術をしてそれから何か月か休んだのとで
今年のお稽古は半分通えたかどうか、という、さぼり生徒ぶり・・・
それでも私の超スローペースを諌めることもなく受け入れてくれる先生に
本当に感謝
私自身の体調のこと、田舎での介護の事
この歳ならではの様々な私の事情を理解してくださっているから
それに、誤解を恐れず敢えて言わせて頂けば
先生が女性なのでそういう事に関して理解がより深いのではないかと・・・
おかげで、続けていられるんです

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大字かな書道では、いま、古典中の古典、古今和歌集・高野切の臨書勉強です
実物から、先生が半紙サイズで拡大したお手本を書いてくださいますので
それを一生懸命稽古します

前にも触れたことですが
実際には本当に小さい字ですが、それを
お化けの様に大きく拡大しても損なわれないその美しさと迫力に驚きます

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古の書人も自分が書いたものを、しかも其の美に価値観をおいて
何百年もたった後世の人間が
こんなに必死に勉強しているなんて、思ってもみなかったでしょうね・・・

最近は先生も私達をそこそこグレードアップさせようなんて考えているらしくて
各自で自由にアレンジしてみましょう
という事態になっています

大きな全紙に加えて
やたらと長い二八(にはち;約60×240cm)、二六(にろく;約60×180cm)といった紙に
好きなアレンジで自由に挑戦しましょう、と・・・
お手本無し、自由に、ということほど恐ろしいことは無いのですけれどね・・

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大きな紙はあることは知ってはいましたが
まさか自分が使うようになるなんて思ってもいなくて
ちょっと厄介だな、と思っていることは事実、です・・・

まぁ、何にせよ、趣味は楽しいけれど厄介なものでもあるな、と思います

私達がやっているのはこんな遊びみたいなことなので
これしかやっていない私は、特に、実用的な字は下手です

役に立たない書道・・・(笑)

でもやめないんです・・・(笑)(笑)

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