扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

転居


娘は新居に移るべく我が家を出て行きました
業者さんに頼まなかった、山のような残りの荷物を
我が家の車にぎゅうぎゅうに積み込んで、夫の運転で出て行きました
自分自身が危なっかしい私は、取り敢えず今日は戦力にならないということで
わんこと留守番


娘たちを見送った後
私は主のいなくなった娘の部屋を大掃除
箪笥や棚にからあふれ出た雑貨類や紙類、衣類などが
部屋のあちらこちらに紙袋や箱に入って所狭しと置かれ、
まず 通常の掃除ができません・・・

取り敢えずそれらを回収して別部屋に運んで”足の踏み場”を確保し
棚や机の埃をとり、窓ガラスやサッシの桟をふき、
壁以外の汚れが見えなくなって、まずはホッとしました

あとは回収した雑貨を仕分(笑)けして、
とっておくべきものを然るべき場所に戻すだけ

床の物、ちょくちょく拾ったし、椅子に乗って高い所にも手を出したし
低い所にあるサッシの桟も掃除しました
チカラ仕事のベッドメイクもしました
以上、股関節OKでした!


問題は、
壁を埋めるポスターやらフレームやらポスとカードやらタペストリーやら・・・
この状態で壁掃除をするとなると大変だな、とため息がでるのですが
さりとて、これがないと娘の部屋という感じが無くなってしまう・・・

そういえば実家の私の部屋も、
(娘と違って、とてもきちんと片付いた部屋でしたが 笑)
私が出てからもかなりの間、そのままにしておいてくれました
結婚してから何年かたって
思いついて、自分の部屋の荷物を処分してもらうように母に言うと
『自分で(処分してもいいと)思える日が自然と来るのよね』
だから、そういう時が来るのを待っている、と母が言いました
それからその部屋は『私の部屋』ではなくなりました・・・

今回も娘からは、お母さんの判断で片付けて構わないから、と一任されているのですが
まだ嫁に行ったわけでもなし、『娘の部屋』を無くしたくはありません
実家に娘の居場所は必要です・・・


引っ越し先でいろいろな立ち合いを済ませ
業者の荷物搬入も終わり
夫は、引っ越しで出た山のような空ダンボールやごみを持たされて、帰ってきました
我が家に帰ってから大量のごみの仕分けとゴミ出しに精を出す夫・・・
そもそも、娘の転職、転居に関して、
可能な限り娘の足になってあちこち動いてやり、本当に甲斐甲斐しいことといったら・・・
そこまで親切にできるのなら、もう少し違う態度が取れないか、
と思うほど、夫の態度は普段から高圧的です
私はある程度慣れているのですが
娘はもちろん今の世の中では、そういう男親像なかなか理解を得られないでしょう
娘が家を出たがるのも、そういう夫の態度が一因しています

成人した子供が家を出るのは当然、と夫は意に介しませんが・・・


新居の娘から早々連絡が入りまして、
まずいろいろ家に置いて行ってしまって、それを送って欲しい・・
郵便物を転送してほしい
業者に引き取ってもらう荷物を渡してほしい
等々・・・
近いんだから取りに来れば?いっそ家にいれば、と思ってしまうほどに・・・

威圧的な夫の陰でとことん甘やかしてしまった私のせいで
娘はちょっと、というかけっこう締めが緩いかもしれません
あちこち抜けた部分があります
こんな風に躾けた親の顔を見て見たいものです
いずれにしても、ごそまつ・・・