扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

病院にて


ウチの息子、おなかの調子が悪くなって
3~4日まえから、おなかがゆるくなっていました
ウンチがやわらかく、日に3~4回、と回数が多め、という程度で
元気はいいし、食欲もあるし、大したことはなさそう、と言えばそうなんですけれど
何しろ物言わぬ犬のこと、大事になってからでは本人も私たちもかわいそうなので
取り敢えず病院に連れて行くことにしました



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朝の予約で、とれたのが午後5時45分!

5時半頃行ってみると、病院はにぎやかでした
この時期、狂犬病の予防接種と、
併せてたいてい診てもらう、フィラリアの血液検査、
年間のフィラリア・ノミ等の寄生予防約の処方を求めて
わんこたちが集中しているのです

飼い主さん、夫婦で来ているかたが本当に多いのです
若いご夫婦もいますが
中年以降、そこそこお歳を召されたかたはほとんど『ご夫婦』です


ふと思ったのですが
娘(私の娘、ニンゲンです)が風邪ひいて、
夫とともに医者に連れて行ったことはなかったなぁ・・・

まあ、赤ちゃんの時は、夫もそれなりに付き添ってくれましたが
幼稚園年長さんあたりから、夫と一緒に娘を医者に連れて行った
という記憶はあまりありません
今の若いファミリーはそんなこともない、とは思いますが・・・

方やウチの息子(犬)
ほぼいつも、病院では夫に抱かれていますものね

待っている間のそれぞれの飼い主さんたち、ですが
お父さん、おじいさんに近いお父さん、
小型犬なら大事に抱っこして背中をさすってやったり
わんこはわんこでお父さんの顔をなめたり
少し大きめのわんこも、大概は飼い主さんの足元に寄り添ってうずくまって・・・

それで思ったのですが、子育てを追体験しているのではないかな、と

自分の子供にすりすり出来なかった分、
可愛いわんこに思いっきり甘い父になっているような

私の父親など、今高齢者と言われる世代は
若いころはあまり家のことには参加しませんでしたものね
夫の世代は、家庭を大事にという時代に入りつつありましたが
それはスローガンだけ
中にはうらやましいような家庭パパもいらっしゃいましたが
夫は前時代的な典型的な会社人間のカテゴリーでした
お風呂に入れてくれたり、学校行事に参加したりはしてくれたものの
それでも基本的に子育ては母親の分担と言う気持ちだったと思います

動物はいいです
どんなに甘やかしても
どんなに口に出して可愛いと言っても
どんなにすりすりしても
誰からもとがめられることはありません
それどころか、そうされた動物の方もその行為に相乗してなついてきます
これが子供だったら、必要以上に甘やかすのはやめて、なんて注意されて終わり、
年頃の娘だったら、気持ち悪いからやめて、と本人に絶縁されて終りです

仕事に一段落ついたお父さんたち
時間的にも余裕が出てきて
ペットのしつけ本など、又はネット検索で
よりいいしつけ方を勉強し、知識を蓄え
それに、時に高額になるペット関連の出費もお父さんなら大丈夫
そういうわけで名実ともに真のペット親権はお父さんたちが握っている・・(笑)

病院の待合室で、ペットと一緒にいるお父さんたち
『親』であることの幸せをしみじみ感じているのでしょうか・・・

ウチの息子は
たいしたことは無いようでした
診察台から飛び降りかねないほどの暴れよう元気な様子に
先生も苦笑い
元気だねぇ、でも検査だけやらせてね
と便の検査をしていただいたのですがそれも異常無し
状況から、おそらくフードの食べ過ぎ(与えすぎ)・・・
整腸剤と下痢止めをもらってきました
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空けて今朝
ウンチの回数は多いものの、形が決まってきています
たぶん元に戻ってきているのでしょう
薬のせいか
私の愛情たっぷり手作りご飯のせいか
それとも自然治癒か
快復の原因はさぐりかねます・・・(笑)