扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

大晦日



とうとう大晦日になってしまいました
掃除系に関しては今年は思いっきり何もしない年末です

結婚してからずっと、年越しは夫の実家で迎えていたのですが

義母がホームに入ってからは、義兄のいる”実家”には足が向かなくて

我が家で年越しをするようになってまだ日が浅い・・・・・(笑)


そんなわけで突然必要になったおせちも、

外注というあたらしい流れにしっかり乗ってやり過ごしてきました

が、

なんか、反旗を翻したくなって、今年は自作!


いえ、実は

すっかり大人になっていくわが娘に

母である私自身の正月を何も伝えられていないことに焦り

ちょっとあがいてみたくなったというわけなのです・


ことしの手作りの新顔は

黒豆と、ニシンの昆布巻き


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これは私の母、私の実家の味でもあります

私が生まれ育ってきた田舎のお正月の味も、私の子世代に伝えたいな、

と、このところよく思うのです


きっと自分が年老いてきたからなのでしょうね



一方で夫の実家、義母のお正月も

私には大変インパクトがあるものでした

それは、たとえば、
☆鍋一杯に用意する鶏がらスープ

これは煮物や茶碗蒸し、雑煮の下地ダシになります

☆こんにゃくと人参の白和え

義母が丁寧に丁寧にすり鉢ですった豆腐と胡麻クルミ

滑らかな白和えのペーストになっていました

☆固い茶碗蒸し

料亭などで出される茶碗蒸しは

うすい卵液で儚いゼリーのようにやわらかいほど上出来、ということだと思うのですが

義母のそれは人数分のタマゴを使うので卵液がとても濃く

出来あがりも固めなので、スプーンでなくてお箸で食べられるほど!

スープもガラダシで鶏脂がとてもおいしいコクとなっていて

最初食べた時こそびっくりしましたが

私はすっかりファンになってしまいました


これらの味もいつかは再現したいと思うのですが
私にはハードルが高いです・・・

暮に私達が夫の実家に行く頃には、
手のかかる下ごしらえは大概義母が済ませているのですが
そこから始まる正月料理の仕上げ、
義姉と義母と私の女3人で、いつもにぎやかな台所でした

懐かしく思い出されます・・・・

『私の正月』でもいいし、

娘が結婚して新しい家族ができたら、その正月でもいい
なにか娘の中に残っていくものがあればいいなと、強く思います



いま、

カウントダウンが始まりました
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2016年


ことしが穏やかな良い一年となりますように
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