扉日記

日々の扉や、開けてみたい数々の扉に思いを馳せつつ・・・♡

誘われて、能

知人の能の発表会に行ってきました
たいてい年末にやることが多く、この頃は年末恒例といった感じで
この会に行かないと気分が落ち着かない、と思うほどです


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いつもお邪魔する宝生能楽堂


『発表会』といっても、地謡やお囃子、後見などにはプロのかたがつくので
発表会といっても私に言わせればかなり贅沢です
ちょっとした、能のガラコンサートみたいな感があります
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”知人”とは、私の先輩で、女性です
今回の発表会を見ても、
『謡』を勉強したい女性が、何と多くいることか、と思います
実は能楽師には、女性のプロの方もいらっしゃるんだそうで
ただ、圧倒的に活躍する場が少ないんだそうです
ここの流派は積極的に女性も舞台に上がる、と聞きました
どういうことなのかはよくわかりませんが
それでも活躍する女性プロがいる、という事実も、私は少し前までは知りませんでした
人生、いつまでも勉強あるのみ・と反省したものです・・・

今回、先輩の第一声を聞いて、腰が抜けるほど驚きました
なんと豊かな声量!
何と腰の強い締まった謡の調べ!!

先輩はここ2年くらい体調を崩し、
本気で心配もした時期もあったのですが、
身体の調子がいいのが一発でわかりました

能楽堂で、生の声で勝負する
その訓練が、体にいいのだということが嫌というほどよく伝わってきました

が、

謡では、板の間に正座、が基本姿勢です
仕舞でも、正座をする場面は少なからずあります

一緒に見ていた友人が
正座がなければ私もやりたいのでけれど・・・
と10回くらい言っていました
先輩の余りの見事な発声と、体調の回復ぶりにかなり刺激されたようでした
 
 
 
帰りは連れの常茶屋タカノでお茶
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ワッフルいまいち、がんばれ、タカノ!(笑)
 
夫への土産は
『豆大福、豆餅、どら焼き』の梅園セット(笑)
今回初めて買った栗どら、の大きさにびっくり!
(家に帰ってから、手に取ってみて初めて気づいたんです・・)
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連れはお子さんがまだ学生さんで、
明日はおうちでクリスマスパーティーがあるとか
これから年末にかけてもうひと急がし、といったふうでした

それでも何とか今年も無事に終わりそう
また来年もよろしく、
といって別れました