細字かな書道でのこと
いつものクセを指摘されました
『結びが小さい』というクセです
<な>や<か→可>をはじめ、
よく言われる<引っ掛けるところ>がはっきりと表現できないのです
まあ、形よりも線が大切、ということで
それ以外、あまり細かなことにはこだわらないかな書道の世界ではありますが
それでももう少しはっきり表現したほうが
私の場合、全体のバランスが良くなるそうです
先生の・・・ 私の・・・・
私の書いたものをしげしげと眺め
「・・・やっぱり小さいのよねぇ・・・でも元永本なんかも小さいからねえ・・・」
って、畏れ多くも元永本なんかと一緒にしないでくださいよ・・・
古今和歌集 元永本
(Wikipediaより)
文化遺産オンラインのサイトで大きな画像を見ることができます
教室では自分が書いたものを先生に見ていただくのですが
何度かに一度は必ずそう言われます
もう5年近く稽古をしていますが
5年も言われ続けています
自分でも意識して大きく書こうとしているつもりなのですが
少しでも気を抜くとだめみたいです
本当にクセって恐ろしいです