久々の通院です
さんざお世話になった勝手知ったる病院ですが
今日は股関節を正式に見ていただく初めての日
これから変形性股関節症治療のための通院が始まります
原因は2つ
その1、臼蓋形成不全
先天的なものがほとんどということですが、まれに成長過程でそうなることもあるそうです
実はこのことに関して父親に聞いてみたのですが
生まれた時にそういわれた記憶はないと言います
それで思い当たるのは
私は中学生になるくらいまでとても発育が悪かった、ということ
身体も小さくて食も細くて好き嫌いもかなり・・・
おそらく大方は先天的なもので、生まれた時に見落とされ、
プラス発育の悪さで
臼蓋形成不全が「進んだ」のではないかと思います
その2、30歳直前に左大腿骨頸部骨折をしたこと
この年、東京は春なのに雪が降り
私は外出中に地下鉄のホームで転んで骨折したのでした
病院に担ぎ込まれて画像診断の結果大腿骨の頸部骨折
画像を見て、まるで高齢者の患者のもののようだ
と画像と30歳前の私とのギャップに驚かれたものです
この時点ですでにいわゆる骨粗鬆症を発症していたようです
因みに・・・
その時、手術時まで左ひざと左側の大腿骨との2か所に
鋼線を入れて1週間~10日ほど、牽引をしていました
左脚の大腿骨は当然外側に、
つまり骨頭が関節の外に出てしまう方向に引っ張られるわけですが
・・・・引っ張り過ぎた?
膝の手術で入院していたときにそのことを話したら
それはないでしょう・・、
とリハビリの先生がおっしゃってくださいましたが
私は、もしかしたら、と思っています
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久しぶりの先生、お変わりはありません
ほぼ一年前の(ついでに撮っていただいた)レントゲン画像と比較すると
一部関節の『隙間』が狭くなって来ているとは言え
まあまあ問題になるほど悪化してはいない状況でほっとしました
画像では
左股関節の臼蓋は明らかに短く(浅く)
大腿骨骨頭の形が右と比べていびつになってきていますが
それでも全体としてはきれいな関節の形を保っています
今手術をすれば
骨盤側も受け側の形を整えやすく
多分手術後の回復も早そうです
今後、関節の状態が悪化し
骨頭が骨盤を削るようになると、受ける側の形を整えるのに苦労しそうです
また、臼蓋が損傷すれば、その部分に骨を移植して臼蓋の形を整えなければならず
移植した骨が生着する時間も必要になってきます
どうしますか?
と聞かれて
出来れば再来年くらいにお願いしたいんですけれど
と答えました
再来年同窓会の当番なので・・・
再来年ですか、まあ、ちょうど良いころかもしれませんね
で、何の同窓会ですか?
寮です、女ばかりの・・・
ええ?女ばかりですか
まあ、オトコばかりっていうより絵面がよさそうですね
・・・・・
オトコばっかりなんて、つまんないじゃないですか・・
・・・・3年もつように、できるだけ大事にしますので
そうですね、大事にしてください
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前回の記憶では、
先生はわたしを診たくないのではないか、という疑惑があったのですが
どうもそれはなさそうで、
私の事情も考慮して診ていってくれるんだな、という感じがしました
そう思えて何より一安心でした
いずれは手術をするのだけれど、私の希望で今はやらない
ということで納得してもらえたことが、
今日の一番の収穫・・・
・・なんてね、私の求める医療レベルのなんという低さ!
ついては、半年ごとにレントゲン撮影を行って経過を見ていくことになりました
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人工股関節置換の手術
関東に、北海道に、大阪に、そのほかに・・・
話題の名医、有名病院がいくつもあります
友人も
私が今通っている地方病院ではなくて
そういう、名が通っているところで手術をすべきだ、と言います
でも・・・・
この先生だって一応先生なんだし
いろいろ説明してくれるし
その説明が間違いだということも今まで一度も無いし・・
なんか長く付き合ってきたせいか親近感というか安心感というか
そんな感情が強くなってきています
手術のウデの評価よりそっちのほうがわたしには大きい・・・
なんて、ありでしょうかしらね・・・
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というわけで
3年後に手術
状況によっては長くかかりそうなので
おそらく仕事は辞めることになるでしょう
これは密かに大きな決断です
あぁ、いつどのタイミングで会社に言おうか
悩ましい課題が一つ生まれました