左膝のお皿の異物(金具)を取り除いた抜釘手術について 少し記録を残します
長く長くなってしまいましたが そのⅢです
今回の入院のテーマは
読書と音楽鑑賞(笑)
大量のCD(←古いって笑わないでください)と
文庫本を持ち込みました
CDの部 5月3日
朝9時過ぎに夫に連れられて娘が来て、1時間半あまり滞在
3,4,5としっかり予定を入れていてろくに家にいない、と夫嘆く
6日はお母さんのために空けたから、と娘は言うが、
6日は仕事先に戻る日でしょ・・・
夕食後
一昨日確認をしたばかりの睡眠導入剤Aだったが、
飲んでも長時間眠りにつけず、その割に朝も3時頃から目が覚めてしまい、
また、昨日は蕁麻疹こそ出ないものの体がかゆくなったり、と、
どうも私に合わない気がしたので、B剤にかえてもらう
一昨日もらったA剤の残りはすべて返却
すでに薬剤師さんがいない時間だったが
B剤はもともと私に処方されていた薬なので看護師さんがOKをだしてくれた
ナースステーションの一角で、看護師さんが何か鍵を使って薬を取り出すのを見て、
そうかこういうものなんだ、と、あらためて思う・・・
文庫本の部
5月4日
外出
外出届
行先 自宅、○△デパート
目的 食事、買い物
時間 11:00~15:30
注意 転倒に気を付けてください(担当看護師)
夫に私の杖を持ちつつ迎えに来てもらう
この日のことは→外出へ
15:40ころ病院へ戻る
夕飯は帰りに買った茶碗蒸しといちごが加わって豪華(笑)
就寝前、こちらから睡眠剤をもらいに行く
5月5日
早朝の地震に驚く!
午前 リハビリ
→「足底版」の紹介を受ける
左脚は筋肉量の低下でバランスを崩しているので、足底版を使うことも一考、といわれ
いろいろなタイプのものを見せてもらう
主治医に、リハビリの先生から連絡しておくとのこと
入浴
→オプサイト内が濡れたように見えたので、
消毒と貼り換えをしてもらう
本日は回診なし
就寝前、睡眠剤を出してもらう
5月6日
外出
外出届;
行先 ○○市
目的 食事
時間 11:00~17:00
注意 転倒に注意してください(担当看護師)
ちょうど午前の看護師回診があり、
待って! 血圧測ってから行って!! と叫ばれる
「今日はすでに2人ほど逃がしてしまった・・・」
と、看護師さん悔しそう(笑)
今日この病棟はお出かけ日和らしい
この日のことは→外出Ⅱへ
就寝前、さすがに睡眠剤を看護師さんがもってきてくれる
5月7日
午前
入浴
→看護師回診のあと、入浴疲れなのか寝てしまう
最近運動量が圧倒的に少ないせいか、入浴ごときで疲れるようになっている・・?
それにしても寝てしまうというのは我ながらびっくり・・
お昼を運んで来てくれたスタッフさんに起こされる
午後 リハビリ
回診なし
薬剤師さんが薬の処方の確認にくる
→入院最終日までの睡眠導入剤のB剤を渡される
5月8日
午前
回診、半抜鉤
「たくさんありますからね、一度に全部は無理です」
とかなんとかやたら話しかけられて
ときどきちくっと痛むので顔をしかめたりしながら答えていたような気がする
抜糸に比べると抜鉤はするほうもされるほうも本当にラクだと思う
テクニック的にも早く均一に皮膚を留められるので、
傷の仕上がりがよりきれいになるのではないかな、と思う
「これでキズが開かなければ明日残りを取ります」
なんてね、傷が開いちゃうなんてほとんど思ってないくせに・・・・
5月9日
午前 レントゲン撮影
午後、
リハビリ 最後の夕食
→足底版について、主治医の先生は、
まだそこまで考えなくてもいいのでは、
ということだそう
回診 全抜鉤
「これでちくちく系は最後です
キズもきれいだし、問題ありませんね
明日退院できますね」
回診の時は先生といっしょに師長さん・薬剤師さんと多くの看護師さんがぞろぞろくる
外科の回診は傷の処置が中心なので
ベッド上にシートを敷いたり、処置するところを露出させたり洗浄したり
術創周囲を蒸しタオルで拭いたり
先生に薬品や処置材や器具を渡したり
もちろん包交車のほうでは先生とは別に看護師さんや薬剤師さんが記録を取っていたり
何をやるでもなく見ている(感じの)人もいたり、
なかなかにぎやか
新人の看護師さんは要領が悪かったりして
もっとこうすればいい、などとアドバイスされたりしている
そんな風で、いつもいつもけっこうドラマチックで
ときどき漫才のようなやり取りさえ行われるので
確かに、治癒率の高い、なんてことのないけがだからこその雰囲気なのだろうけれど
へこんでいる患者のそばで、なによっ って思ったこともあったっけ・・・
そのうちに慣れましたけれど
今となってはこのにぎやかな御一行様と別れるのが正直ちょっと寂しかったりして・・・
日勤夜勤のあいさつ、朝、午前、夕食後の体調観察、毎日の清拭(私はお風呂に入れるので
最後のほうではお断りしたが・・)、整形外科病棟なので、ベッド上での種々の治療や生活の
介助も多く、ナースコールも頻繁だし・・
スタッフさんは食事の配膳・回収、世話、タオルや病衣・シーツの交換、それに患者さんのお茶やお湯を入れるコップの消毒まで・・・やることが多いこと多いこと・・・
そして原則だれもが全部笑顔!(笑)
どこの病院もそうなのでしょうが、
本当に大変な仕事だと痛感
でも、もうお別れなんですね・・・
薬剤師さんが来て、次回再診日までの分の薬の処方の確認を受ける
5月10日
朝、先生が病室に来て傷を確認
最終的に退院の許可をもらう
お世話になりました
完